医療福祉学科
介護福祉専攻

福祉と医療の学びを通じて、高齢者や障がい者に対して、
より多角的に支援できる介護のエキスパートへ。

取得可能な資格等

  • 介護福祉士(国)受験資格
  • 介護福祉士資格(国)〈暫定的〉
  • 社会福祉主事任用資格

目指す資格

  • 認知症ケア指導管理士
  • レクリエーション・インストラクター
  • 福祉住環境コーディネーター®

学生インタビュー動画(YouTube)

学びのポイント

地域と連携した学外活動・実習が充実
本学では、地域と連携し、高齢者や認知症の方々とかかわる学外活動や実習を多数用意。実践の中で、相手の立場を理解し最適な方法を生み出す「創造性」と、医療・福祉スタッフをつなぐ「リーダーシップ」をはぐくみ ます。
4年制ならではの幅広い学びで、
医療に強いプロへ
地域や自宅での介護を望む人が増加し、医療分野にも強い人材が求められるように。そのため医療的知識やケア、高齢者心理なども含む幅広い学びを用意。4年制の強みを活かし、要介護者を総合的に支援する力を養います。
目標に合わせて選べる
3コースで専門性を高める
福祉から保健、医療分野へ介護福祉士の活躍の場が広がったことを受け、専門性を高める3コースを設置。「起業したい」「障がい児を支援したい」「医療的知識や最新認知症ケアを学びたい」など、目標に合わせ学びを深められます。

PROFESSOR'S MESSAGE

医療福祉学科 介護福祉専攻
中家 洋子 准教授

暮らしの質を維持する仕事?
いいえ、介護福祉とはクリエイトする仕事です。

介護福祉士の仕事は、高齢者のケアだけではありません。ケアの対象は、支援が必要な子どもたちや障がいのある人、様々な年代の人です。子どもたちの発達に応じたケアから高齢者のケアまで、幅広いケアの専門職として、社会の大きな期待を担っています。介護福祉士は、介護が必要となっても一人ひとりが主人公になれるよう、「自分らしく、豊かな暮らし」ができるよう、暮らしの質を支援するプロフェショナルです。そのためには、単に、介護技術を提供するだけではなく豊かな感性や創造力を働かせて、その人が何を望んでいるのかその思いを知り、その人の望む生活に向けて、できる力を引き出し、楽しめることを増やしていく、クリエイターといえます。最近は、高齢社会に対応するため在宅介護が増えています。介護福祉士は、多職種連携を図りながら、住み慣れた地域で、暮らしの質を高めるために、社会や地域の人々との関係を繋ぐ「ブリッジ」のような存在ともいえます。暮らしを支援する介護福祉士の仕事は、要介護者に寄り添う時間が長く、ケアの質が、日常の暮らしに変化をもたらし、暮らしに風穴を開け、時には代弁者として、社会に風を吹き込んでいきます。
あなたが描くビジョンこそ、ケアを受ける方々の明日を創造していきます。

PROFESSIONAL'S VOICE

中西 里恵さん
2013年 社会福祉学科
介護福祉コース卒業(現・医療福祉学科)
社会福祉法人 聖隷福祉事業団 公益財団法人
ニッセイ聖隷健康福祉財団 奈良ニッセイエデンの園
奈良べテルホーム 勤務
職種:介護福祉士

「してあげる介護」ではなく、
「一緒につくる介護」を目指して。

高齢者向けの福祉施設で、主に認知症の方へのケアを行っています。利用者さんも不安な気持ちで来られるため、激しい拒絶にあうこともあり、初めは落ち込むこともありました。ですが、笑顔が引き出せたときのやりがいはひとしおです。最近では認知症への理解を更に深めたいと考え、認知症ケア専門士の資格を取得しました。認知症ケアは近年、「パーソンセンタードケア」の考え方が広まり、従来のように「できなくなったことを手伝う」だけでなく、「いかにその人らしく生きることをサポートできるか」という考え方に変わってきています。「一方的にしてあげる」のではなく、「一緒により良い時間をつくる」介護ができるよう、常に試行錯誤しています。その中で、例えば一緒に洗濯物をたたんでもらうことも介護になります。様々な声かけをするうち、「手伝ってくださいますか」と声をおかけすると、「喜んで」と言ってくださることもあります。「人の役に立つ」実感が、利用者さんの生き甲斐になるんですね。いかにそれぞれの「今できること」や「今持っている力」を引き出し、利用者さんの笑顔につなげられるか、毎日が挑戦の連続です。

コース紹介

介護福祉士国家資格の受験資格取得を基盤とし、「高齢者」はもちろん、「障がい児・者」や「地域の方」をケアする介護のプロフェッショナルも目指せる3コース。 ※全コースとも介護福祉士(国)受験資格の取得が基盤となっています

介護事業マネジメントコース

介護・福祉分野で将来的に起業や管理者を目指す基礎力を養う。

介護福祉の経営に関係する介護報酬、リスクマネジメント、コンプライアンス、人材育成などの知識を習得し、介護現場で力を発揮する介護福祉士を目指します。

目指せる資格
  • 社会福祉主事任用資格
  • 福祉住環境コーディネーター®
  • レクリエーション・インストラクター
目指せる進路
  • 介護系企業
  • 社会福祉施設
  • 福祉機器・用具販売事業所 など

障がい児(者)支援コース

障がい児(者)分野で活躍できる介護福祉士を目指す。

介護福祉士の基礎的教育をベースに、障がい児(者)の理解を深める専門科目を学び、多様な介護実習を経験しながら障がい児(者)支援に特化した介護福祉士を育成します。

目指せる資格
  • 福祉住環境コーディネーター®
  • 社会福祉主事任用資格
  • レクリエーション・インストラクター
目指せる進路
  • 障がい者支援施設
  • 障がい児施設 など

医療・認知症ケアコース

医療的ケアや認知症ケアのプロフェッショナルを目指す。

医療的ケアに必要な医学的知識を学び根拠あるケアを実践します。また、認知症の人がその人らしく生活できることを目指す最新の技術を、地域でのフィールドワークを中心に学びます。

目指せる資格
  • 認知症ケア指導管理士
  • 社会福祉主事任用資格
  • レクリエーション・インストラクター
目指せる進路
  • 老人保健施設
  • 病院
  • 認知症対応型グループホーム など

Pick Up 授業

介護技術演習Ⅰ~Ⅳ

視覚・聴覚、心臓や腎臓機能など、利用者さんの障がい状況を想定して、学生同士で実際に介助を行いながら介護スキルを実践的に磨いていきます。

介護過程Ⅳ

実習での介護をケーススタディとして研究論文形式にまとめ、発表。他学生とのディスカッションなども行い、自身の介護を客観的に分析・考察し、理論的に介護を創造する力を身に付けます。

4年間の学び

基礎科目、専門科目による学びを、1年次からの実習で実践力へ。また、実習先は高齢者向け施設、障がい者支援施設など、多様な施設を体験できるため、より具体的に将来を描くことが可能です。

1年次 - 基礎知識習得・コース選択
【基礎の学び】 【国家試験対策】 【実習】
基礎科目/専門科目

「医学知識・医学一般Ⅰ」「社会福祉」「相談援助演習」「介護概論Ⅰ」「介護技術」「認知症の理解Ⅰ」 など

前期

国家試験に向けてのオリエンテーション

介護実習Ⅰ‐①

入所施設・通所事業所 6日間

後期

国家試験受験専門科目習得の意識づけ

2年次 - 専門の学びを深める
【専門の学び】 【国家試験対策】 【実習】
基礎科目/専門科目

「介護過程Ⅰ・Ⅱ」「精神保健の課題と支援」「障害者の心理」「コミュニケーション(福祉・形態別)」「相談援助の理論と方法」「認知症の理解Ⅱ」 など

専門科目習得の中で国家試験問題のポイントを学ぶ

介護実習Ⅰ‐②

グループホーム等 5日間

介護実習Ⅰ‐③

訪問介護 4日間

介護実習Ⅱ‐①

入所施設・通所事業所 21日間

3年次 - 国家試験対策の本格化
【専門の学び】 【国家試験対策】 【実習】
基礎科目/専門科目

「医療的ケアⅠ・Ⅱ」「介護過程Ⅲ・Ⅳ」「介護技術」「生活科学演習」「ケアマネジメント論」 など

前期 専門科目習得の中で国家試験問題のポイントを学ぶ
介護実習Ⅱ‐②

入所施設 21日間

後期
  • 国家試験コース選択
    (受験or5年経験後取得)
  • 模擬試験の実施
4年次 - 国家試験受験、就職活動へ 介護福祉士へ!
【これまでに身に付けた知識・技術】 【国家試験対策】 【卒業に向けての学び】
前期
  • 国家試験対策講座
  • 弱点補強講座と過去問練習
  • 模擬試験の実施
  • 卒業論文
  • 国家試験受験
  • 就職活動
後期
  • 過去問集中講義と練習
  • 模擬試験指導

STUDENT'S VOICE

3年次生 坂元 秀彰さん
大阪府・私立阪南大学高校出身

挑戦を重ねてこそ気づくことのできる、介護の本質。

実習機会が多く、最適なケアの形を見つけるまで何度も挑戦できることが魅力です。うまくいかなかった日は原因を分析し、先生方に相談し、利用者さんに最適な接し方を見つけていきます。気持ちが良ければ嬉しそうに笑ってくださるし、信頼されれば話しかけてくださいます。介護とは単に身体のケアではなく、心の豊かさを支える人間関係の本質なのだと確信できました。次は約1か月間の実習にチャレンジしてきます。

専攻の特長

産×官×学の連携活動で時代のニーズに応えるリーダーを輩出!

Point1 産×官×学の連携により、広がる学びのフィールド。

社会福祉法人
聖隷福祉事業団との連携(予定)

豊富な実践の場で、リーダーとして活躍できるマネジメント力を得る。
本学はこれまでに高い倫理観と専門知識・技術を身に付けた介護福祉士を多数輩出してきました。2017年に、本学で介護福祉士を取得した卒業生が多数就職を果たしている社会福祉法人大手の聖隷福祉事業団と連携協定を締結予定。介護福祉・高齢者福祉・障がい者福祉などの多様なフィールドで、リーダーとして活躍できる介護福祉士をインターンシップや教育研究活動を通じて育成することを目指します。

京都府大山崎町との連携協定

町全体をフィールドに、これからの介護福祉のあり方を考える。
これまで数年間にわたり、自治体や社会福祉協議会と協働で地域の介護予防活動に取り組んできました。2016年5月、その活動を更に押し広げるため、大山崎町と本学の間で「介護福祉に関する協定書」を調印。学年を超えての活動や現場の方々と連携しながら町全体をフィールドにこれからの介護福祉のあり方をつくりあげる活動など、より深く広く、地域への貢献を続けていきます。

質の高い専門教育

学びたい分野に注目し、専門性を極める。
近年、介護福祉士の活躍のフィールドは、福祉から保健、医療分野へと拡大しています。各フィールドに細かく対応するため、3つのコースを設置。「将来起業したい」「障がい児を支援したい」「医療的ケアや最新の認知症ケアをしたい」など、将来の目標に向けた専門性の高い知識や技術を得ることが可能です。

「カイゴの風」プロジェクト

実社会の現実と向き合いながら、解決策や、やりがいを見つけていく。
各地の介護を必要とする場で、自分にできることを探し、実践していくプロジェクトです。2016年には沖縄県の宮古島で離島介護について学び、最南端のハンセン病療養所を視察。また近隣の認知症対応型のグループホームで数週間、要介護者の方々と触れ合うなど日常的な活動も継続。多くの先輩が実社会で現実と向き合いながら自分のやりがいを見つけています。

Topics

介護創造力コンテスト優勝!高い介護力が評価されました。

日本介護福祉士養成施設協会近畿ブロック会主催の「介護創造力コンテスト」が2017年1月に開催されました。介護を「創造」する力、介護過程のアセスメント力・計画作成力・プレゼンテーション力を競い合い、参加11校の中で本学の学生チームが見事優勝することができました。演習を取り入れた授業などで、日々考える力とプレゼンテーション力を養ってきたことが大きな成果に結びついています。

Point2 学内で介護の技術を磨ける、充実の施設。

介護実習室

年々、機器の導入が進む介護の現場で活躍できるよう、介護用ベッドや車椅子、自助具など、高齢者や障がい者の日常生活を支える様々な介護設備や道具がそろっています。

入浴実習室

機械浴をはじめ、洗髪など、入浴介助の技術を基本からしっかり身に付けるための本格的な実習室を完備。少人数で演習を行えるため、じっくりと介護技術を磨くことが可能です。

キャリアイメージ

目指せる進路

  • 特別養護老人ホーム
  • 障がい者福祉施設
  • 医療機関
  • 児童養護施設
  • 病院
  • 社会福祉協議会
  • 行政機関
  • 学校
  • 福祉関連NPO
  • 老人福祉施設
  • 老人保健施設
  • 障がい児(者)福祉施設
  • グループホーム
  • 有料老人ホーム
  • 訪問介護事業所
  • デイサービス事業所
  • 福祉用具販売事業所 ほか

主な就職先

専門職就職率100%!

  • (福)嵐山寮
  • (福)大阪府社会福祉事業団
  • オリックス・リビング(株)
  • (福)恩徳福祉会
  • (特医)清翠会
  • (社医)生長会
  • (福)聖隷福祉事業団
  • パナソニック エイジフリー(株)
  • (福)隆生福祉会 ほか

内定者 VOICE

小林 沙耶さん
2017年3月卒業
滋賀県立玉川高校出身
大阪府社会福祉事業団 内定

努力の成果や、自分のやりがいが見えてくる、本物の経験。

実習の数と密度には驚きました。内定先である大阪府社会福祉事業団もそのひとつ。利用者さんに最適なケアプランを立て実践し、また考えてという取組を何日間も担当させていただきました。「あのレクリエーションは合っていなかったかな」とがっかりするときもありましたが、反省をふまえて再挑戦。だんだん、利用者さんの変化や笑顔が見えてくるのです。この経験が進路を選ぶきっかけになりました。

リーフレット等

介護福祉士編_時間割で見る対人援助のプロを目指す4年間

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カイゴの風プロジェクト(地域での学び特集)

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