藥師寺 琴音さん

医療心理学科 言語聴覚専攻※

自分が思っていることを少しでも伝えられるように、日常生活が少しでも過ごし易くなるように。精神的な面でも患者様を支えられるような言語聴覚士になりたい。

2018年度入学
兵庫県・私立神戸野田高校出身
※2020年4月から保健医療学部 言語聴覚学科

  • 言語聴覚士
  • オープンキャンパススタッフ
  • 放課後デイサービス

茶道で培った相手を敬う心は、言語聴覚士を目指す上でも大切にしています。

高校時代は部活動の茶道に力を入れて取り組みました。茶道は一見簡単そうに見えましたが、茶道の作法を覚えてお点前をするだけでなく、相手を敬い、最初の礼から最後の礼までの間の自分に与えられた時間の中でどれだけ見ている人を飽きさせないようにするか、自分を表現できるかというところが難しかったです。
私はふくさを大きくゆっくり捌くこと、茶碗にお湯を注ぐ時にきれいな音がでるようにすること、大きく音を立てて点てることなど自分が持つ明るさを表現できるように工夫しました。
茶道の相手を敬うという考え方や相手のことを第一に考えた心配りは、言語聴覚士として患者様と接するときにも大切なことだと感じています。

子どもの成長を目の当たりにし、その成長のお手伝いをしたい。

高校2年生の夏休み、母が働いていた放課後デイサービスのお手伝いに行きました。母の仕事の話を聞いて「放課後デイサービスに来ている子どもたちに会ってみたい」と思ったことがきっかけでした。
そのデイサービスでは小学校~高校卒業までの子どもを対象とした放課後デイサービスと小学校入学前の子どもの発達支援があります。
子どもによって障がいや病気も違うため、接し方や声の掛け方は異なります。子どもたちと接しながら、その子どもにあった遊び方や声の掛け方などを考えました。
自分で話すことができる子には直接言葉で伝え、言葉が出てこない子には単語で伝え、こちらが言っていることが分からない子にはジェスチャーなどを使って伝えました。
夏休み、冬休み、春休みとお手伝いに行って、一言も言葉が話せなかった子が少し話せるようになったり、疲れやすくすぐ寝てしまう子どもが起きていられる時間が少しずつ長くなっていく様子をそばで見ている内に将来は子どもたちの発達を支援する仕事に就きたいと思うようになりました。子どもたちの発達を支援する仕事はたくさんありますが、毎日話しかけても一言も言葉を発しなかった子がある時一言だけ返してくれたことがあり、とても感動しました。自分が話したいと思うことが話せるようになって、その子どもの日常を過ごしやすくしたいと思う気持ちが強く、言語聴覚士を目指そうと心に決めました。
進学先を決めるにあたり、大学、専門学校問わず、自宅から通学できる範囲で言語聴覚士を養成する学校のオープンキャンパスに複数参加しました。自分の中では言語聴覚士について集中的に短期間で学べるような専門学校を考えていましたが、大阪人間科学大学のオープンキャンパスに参加した際に在学生の先輩から「将来言語聴覚士として働くなら、言語聴覚士を目指している人だけでなく、色々な人と会うこと、話すこと、他職種について知ることはとても勉強になるよ。」とアドバイスをいただきました。個別相談コーナーやキャンパスツアー、学科・専攻の体験ブースに参加し、親身になって先輩に相談に乗っていただいたことや、先生と学生との距離の近さを感じ、大阪人間科学大学に入学することを決めました。

同じ目標を持つ仲間たちと居心地の良い環境でぐんぐん成長中。

大学に入学してから、自分で変わったと思うことは「分からないことを分からないと言えるようになったこと」です。大学に入学するまでは授業中に分からないことがあっても、その場で分からないことを言いづらかったのですが、先生が授業中に分からないところはないか確認のため回ってきてくださったり、授業中に学生同士で分かっているか確認する時間を作ってくださり、その時に分かる人が分からない人を教えるなど少人数の授業で皆が同じ目標に向かって勉強していることもあり、質問がしやすい環境です。
また、同じ言語聴覚専攻の先輩が週3回ほど、後輩学生である私たちに放課後の時間を使って勉強会をしてくださいます。先輩から「一つ分からないことがあれば、その先のことが分からなくなる。分からないことが恥ずかしいというなら、分からないことが増えることで恥ずかしいと思うことが増えるんじゃないかな。だったら、分からないと思ったときにすぐに質問して解決すればいいんだよ。次に聞かれたときに分かればいいんだよ。」とおっしゃっていただいたこともあり、分からないことを分からないとすぐに言えるようになりました。入学前も学生同士、先輩、先生との距離の近さを感じていましたが、入学後も変わらず質問がしやすい、居心地の良い環境で学ばせていただいています。

基礎をしっかり身に付け、自分の知識を後輩に教えられる先輩のようになりたい。

将来は子どもの発達を支援できる言語聴覚士になりたいと思っていますが、今は他の領域の学びにも視野を広げて主体的に学ぶように心掛けています。例えば、成人の方を対象としたリハビリテーション。成人の方で今まで話せていたのに事故や病気で話せなくなってしまった方は話すことに対して積極的になれなかったり、精神面でもサポートが必要です。少しでも話せるようになることで日常生活が過ごし易くなるため、成人の方を支援する分野にも関心があります。大学4年間でしっかり学び、現在教えてくださっている先輩のように後輩から質問されて教科書に載っている定義だけを答えるのではなく、その質問に関連している障がいや、つながっている多くの症例などについても詳しく答えられるようになりたいです。

CAMPUS LIFE SHOT!!

オープンキャンパスの学生スタッフとして活動しています。参加される高校生の方や保護者の方に言語聴覚の学びの魅力をお伝えしています。

授業の空き時間は同じ学科の友人と授業の復習をしたり、息抜きのためおしゃべりしています。
授業の復習をして分からないことを教え合うことで学びが深まります。

授業で習ったことを改めて自分でまとめていくことで、勉強したことを整理することができます。

MESSAGE

将来の夢がまだ決まっていない皆さん。言語聴覚の学びはやればやるほど楽しい分野です。少しでも興味があればぜひ調べてみてください。また、自分が少しでも興味があると思った分野をまず調べてみることが大事です。応援しています。頑張ってください。

※掲載情報は、取材時点の内容です。最新の情報と変わっている場合がありますのでご了承ください。

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