理学療法学科

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理学療法士(国)受験資格とアスレチックトレーナー資格のダブル取得が可能。
スポーツ選手の支援に強く、チームで患者さまの支援に取り組める理学療法士へ。

取得可能な資格等

  • 理学療法士(国)受験資格
  • JATAC認定アスレチックトレーナー資格

学生インタビュー動画(YouTube)

                    

学びのポイント

アスレチックトレーナーの
資格取得が目指せる
スポーツ現場におけるケガの応急処置や傷害の評価、傷害予防のトレーニングなどを担うアスレチックトレーナー。本学科では、JATAC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会)認定の資格取得が可能。現場経験を持つ教員が支援します。
社会福祉学、心理学の
視点を持った理学療法士へ
理学療法士の仕事は、退院後の患者さまの生活環境や心理状態にまで配慮することが重要です。本学では「基礎科目」で社会福祉学や心理学などが横断的に学べるため、より多角的に、患者さまの視点に立って考える力が身に付きます。
ハイテク機器や最新設備で、
確かな技術を身に付ける
医療現場のハイテク化により、先端機器の操作に対応できる知識や工学の知見を持った理学療法士が求められています。2016年開設の本学科は、最新の機器・設備を整備。さらに少人数の学びで、技術をじっくり習得できます。

PROFESSOR'S MESSAGE

理学療法学科
弓岡 まみ 助教

その方の「暮らしすべて」と向き合い、
「その後の暮らし」を設計していく。

理学療法士は動作にかかわるプロフェッショナルです。専門知識を学び、様々な方の身体と向き合ううち、街を歩いていても、「あの人の歩き方はバランスが崩れている」と注視してしまうほど、日常のあらゆる動作に関心を持つようになります。そしてその関心は更に「動作を生み出す環境」にまで発展。私自身、理学療法士として多くの援助にかかわってきましたが、病院で患者さまのリハビリテーションを担当するだけでなく、その方のお宅を訪問することもあります。電気コードの配線やカーペットのちょっとした厚みなど「転んでしまう」リスクを取り除くことはもちろん、ベッドの高さを数センチ変えたり、ソファの硬さを変えるだけでも日常生活が活発になり、リハビリテーションの促進につながることがあるのです。看護師、ご家族、ときにはリフォーム担当業者とも連携し、「動作、そして動作の環境」までをコントロールすることで、理学療法は事後の対処から予防へと力強く進化します。私たちの使命は、「その後の暮らし」を設計することなのです。

STUDENT'S VOICE

3年次生 中西 達哉さん
北海道・私立北照高校出身

今向き合う、その方と、その方の身体と対話する。
そして希望の日常への復帰を。

理学療法のスタートは患者さまの状態を知ることから始まります。そのために計測するポイントは多岐にわたるため、こうして授業時間の合間には同級生に患者さま役を務めてもらい、演習を重ねています。しかし2年次に4日間の「見学実習」に行ったとき、ショックなことがありました。指導してくださっていた病院の理学療法士さんから「○○さんの計測をやってみる?」とご高齢の患者さまの測定を促され、膝の曲げ伸ばしの関節可動域測定を体験させていただいたのですが、実際にやってみると「ちょ、ちょっと痛いわ...」と。学内での演習相手の同級生は若く柔らかい筋肉。それと同じ感覚で高齢者と向き合ったとき、適切でない力の掛け方をしてしまったのです。患者さまは一人ひとり違うことを学びました。各地の病院で実習した同級生全員がそうした気づきを共有し、その後の演習でも「今日はこんな症状の高齢者役で」など、より細やかなものへ。また、計測後の運動療法でも、「単に動けば良いのか、趣味のウォーキングを存分に楽しめるように」なのかで対処は全く異なってきます。理学療法は深い専門知識を「どう活用するか」の高度な対人援助。学びもやる気も、深まる一方です。

現場の"いま"を知る学び

地域住民の方々のヘルスプロモーション活動

せっつ健康長寿測定会

理学療法士は医療機関などでリハビリテーションに携わるほか、地域にお住まいの方々のヘルスプロモーション活動でも大きな役割を果たしています。摂津市唯一の大学である大阪人間科学大学では、専門の測定機器を使って地域住民の方々の体力測定を行う「せっつ健康長寿測定会」を実施しています。理学療法学科の学生もスタッフとして測定会の運営にかかわり、参加者の方々とのコミュニケーションや実践的な測定を経験できます。

4年間の学び

医療現場をはじめ、地域やスポーツ分野で活躍する力を磨ける履修モデルを展開。

理学療法学科の履修モデル


1年次 「身体の構造」など基礎知識を習得

[主な授業例]

  • 身体運動学
  • 生理学
  • FA演習
  • 人間科学演習 など

2年次 医学的知識や「運動療法」についてなど、より専門性の高い学びへ

[主な授業例]

  • 内科学
  • 運動器障害理学療法学
  • 義肢装具学演習 など

3年次 スポーツ分野、地域など、活躍の場を広げる学び

[主な授業例]

  • スポーツ傷害学演習
  • 地域理学療法学
  • スポーツトレーニング論 など

4年次 実習で現場経験を積み、国家試験に向けて総仕上げ

[主な授業例]

  • 理学療法学実習Ⅲ、国家試験対策 など

先輩の4年間をCHECK!

膨大な知識を、たくさんの実践で実技につなぎ、理想の療法士へ。

3年次生 鳥飼 翔さん
滋賀県立八幡工業高校出身

1年次 膨大な専門知識の習得に没頭!

まずは、400を超えるといわれる筋肉や、骨格を覚えることが重要。その後の演習で、「この筋肉と骨がこんな風につながっている」「足のしびれの原因は実は遠く離れたこの筋肉」など、座学と実践が結びついてきます。

2年次 コミュニケーションの重要性に実習で気づく。

4日間の「見学実習」で患者さまと出会い、筋肉や骨格の知識が次第に結びついてきました。さらに、「患者さま一人ひとり」に合わせたやり取りや計測の方法が重要だと実感しました。

3年次への期待 2年次の実習を反省点に、「評価実習」へ挑戦。

3年次以降は、より実践的な「評価実習」も始まるため、同級生との演習を重ねながら、これまでの実践で気づいた自分の課題を克服中。ボランティアにも参加し、実技の改善に努めています。

4年次への期待 多くの現場で経験を積み、自分の進路を描きたい。

4年次では14週間もの「総合臨床実習」へ挑みます。しかし、私たちの強みは少人数制ならではの仲間同士の絆。実習の気づきを共有しながら視野を広げ、自分の目標を絞り込んでいきます。

最新設備・機材を使い、確かな技術を習得。

運動療法による治療を学ぶ

呼吸・循環障害理学療法学演習
対象者の障がいの程度の把握、適切な運動療法の選択・実施、得られた治療結果について考察。治療プログラムの立案に役立てることができるよう、臨床場面を想定した演習を行います。

物理療法による治療を学ぶ

物理療法学演習
身体外部から刺激を与え、身体の持つ自然回復力を活性化させる物理療法。安全かつ効果的に実施するための機器の操作方法や物理エネルギーの法則、生体組織の反応などを学んでいきます。

日常生活活動練習による治療を学ぶ

運動器障害理学療法学演習
運動器疾患は症状も多様であるため、評価方法や治療手段の理論を整理し理解することが大切です。演習・実技を通じて理学療法における対象者の評価と治療技術を習得します。

Pick Up 授業

義肢装具学演習

模擬的に義足を装着して歩行演習を行ったり、逆に義足歩行のアセスメントを行うなど、共生社会の実現に向けて義足の歴史や理論、社会生活の中での役割について学びます。

神経系・循環器系評価学演習

CT、MRIによる脳画像の見方や脳神経検査など、神経系・循環器系の評価方法を学習。一連の学習のまとめとして実際の症例をどう評価するかグループワークを行います。

2年次から、計18週にわたる学外実習で、資格取得はもちろん、「現場力」を鍛える。

2



見学実習1週間

施設及び治療の現場を見学するとともに患者さまとのコミュニケーションを学びます。

  • 施設内、治療場面の見学
  • 理学療法対象者の理解
  • 施設や理学療法士の役割、機能の考察 など
3



評価実習3週間

各種検査・測定の実施方法及び、治療計画の立案方法を習得します。

  • 医学的、心理的、社会的な情報の収集
  • 対象者との面接
  • 適切な検査の選択、実施 など
4



総合臨床実習14週間

情報収集から治療の実施・検証まで、理学療法の一連の過程を学びます。

  • 情報収集から治療プログラムの立案
  • 対象者への説明、治療の実施 など

主な実習先(予定)

  • 大阪回生病院
  • 茨木医誠会病院
  • 大阪府済生会 富田林病院
  • 神戸市立医療センター 中央市民病院
  • 摂津医誠会病院
  • 牧リハビリテーション病院
  • 宇多野病院
  • 琵琶湖中央病院
  • 園田病院
  • 野瀬病院
  • 山の辺病院 など

eラーニングを活用した国家試験対策

スマートフォンやパソコンを利用した学習を国家試験対策として導入。過去の試験データに基づいた効果的な対策を実践しています。

アスレチックトレーナーへの学び

本学は、JFL加盟サッカークラブ「FC大阪」とのアカデミック・パートナー契約を締結しています。
スポーツ選手の支援について身近に学ぶことのできるプログラムがスタートします。

FC大阪の紹介・提携について

大阪を本拠地とするサッカークラブ。Jリーグ入りを目指すとともに、「大阪を世界へ」をコンセプトに地域と一体となったクラブ運営を進めています。2018年、大阪人間科学大学とアカデミック・パートナー契約を締結しました。

具体的な取組について

練習や試合の見学を予定しています。試合前のウォーミングアップでは、トレーナーと選手の関わりを間近で見学でき、トレーナー業務の実際を現場で学ぶことができます。今後は、FC大阪関係者による研修や出張講義も実施予定です。

PROFESSIONAL'S VOICE

山本 淳さん 理学療法士
FC大阪(運動器ケア しまだ病院 勤務)

フィールドの外で、ともに戦う。選手との長い二人三脚の日々です。

膝の靭帯などを痛め、戦線を長期離脱することは選手にとって最も辛いこと。そのもどかしい気持ちも、求める復帰レベル・目標時期も共有しながら、科学的にリハビリテーションを行っていきます。復帰戦でゴールを決めたときの喜びは一緒に叫んでしまいそうなほどです。もちろん最優先は怪我をしないための予防的アプローチ。病院での理学療法と基本は同じです。その地道さも、回復の喜びも是非実感してください。

Topics

オリンピック選手を輩出した名門の女子バスケットボール部と協力し、実践、研究に活かす。

スポーツ科学の知識と技術を磨くための取組として、全国大会へ常連で出場する本学の女子バスケットボール部の測定を行う機会を用意しています。最新機器「筋機能解析運動装置」などの使用法の習得をはじめ、今後は三次元動作解析装置を用いて、フォームの解析などを行う予定です。

課外活動用のユニフォームが完成。
更に活動を本格化させていきます。
※筋機能解析運動装置を使った学び

STUDENT'S VOICE→ about 女子バスケットボール部との連携

2年次生 山内 茉実さん
京都府立山城高校出身

在学中から"アスリートの身体"と向き合いながら、自分自身も成長。

アスレチックトレーナーを目指す私にとって、オリンピック選手も輩出している本格的なアスリート集団と学内でかかわれることは非常に勉強になります。呼気ガス分析装置で持久力を計測したり、筋機能解析運動装置で筋力を測っています。例えば左右の足で「筋力発揮のアンバランス」があれば、それは怪我や事故の原因となります。事前に判明することで選手たちの怪我予防やパフォーマンス向上につながる活動にやりがいを感じています。

女子バスケットボール部サポートプロジェクト

※女子バスケットボール部スペシャルサイトへ移動します。

キャリアイメージ

活躍のフィールドがますます広がる理学療法士。リハビリテーションはもちろん、今後はケガや身体機能の低下を未然に防ぐ「予防」や心身機能を維持する「介護」の分野でも活躍が期待されています。

チーム支援を行う 理学療法士

様々な専門職と連携するためには、「コミュニケーションスキル」や「幅広い専門知識」が求められます。

医療分野
日常の基本動作の改善を図る

日常生活において身体をうまく動かすことができないなどの身体機能を回復するための治療や、歩く、座る、立つといった基本動作の改善を図るための動作練習などを行います。

主な就職先
  • 総合病院
  • 大学病院
  • リハビリテーション病院
  • スポーツ・整形外科病院 など

スポーツ分野
ケガをした選手の機能回復を目指す

ケガをした選手の現場復帰の支援やケガをしにくい身体づくりのトレーニング指導などを担当。アスレチックトレーナーの資格を取得すればメディカルスポーツトレーナーとしての活躍も期待できます。

主な就職先
  • プロスポーツ
  • 実業団
  • スポーツ関連企業 など

介護・福祉分野
自立のための予防的ケアを実施

主に高齢者や身体障がい者の方を対象に、自立した日常生活が送れるように予防的な対応や環境調整、身辺の自立に向けた日常生活活動の練習などを行います。

主な就職先
  • 介護老人福祉施設
  • 障がい者支援施設
  • 訪問リハビリテーション など

子ども分野
成長に応じて身体機能の発達を促す

障がいのある子どもに対して、自立した日常生活に向けての治療や動作練習などを行います。身体機能の発達を促すことを目的とした取組が中心となります。

主な就職先
  • 総合病院の小児リハビリテーション
  • 小児専門病院
  • 肢体不自由児施設 など

卒業後の進路

リハビリテーションにおいて、中心的な役割を担う理学療法士。
医療機関をはじめ、福祉施設、教育機関、スポーツの現場など、今後、ますます幅広い分野での活躍が期待されます。

  • 医療機関(総合病院・大学病院・リハビリテーション病院・クリニックなど)
  • 老人保健施設
  • 老人福祉施設
  • 障がい者支援施設
  • 児童福祉施設
  • 企業(スポーツ、健康、介護などの関連企業)