人間科学部社会福祉学科

社会福祉士及び精神保健福祉士・介護福祉士の国家試験受験資格に、
スクールソーシャルワーカー資格などの取得が可能です。

取得可能な資格等

取得可能な資格

  • 介護福祉士(国)受験資格※1※2
  • 社会福祉士(国)受験資格※1
  • 精神保健福祉士(国)受験資格※1※3
  • スクールソーシャルワーカー資格(課程修了証明)※4
  • 社会福祉主事任用資格
  • 児童福祉司任用資格※5
  • 身体障害者福祉司任用資格
  • 知的障害者福祉司任用資格
  • ※1:必要科目の単位修得により、2つの受験資格の同時取得が可能です。
  • ※2:介護福祉士国家試験受験資格は、最大20名取得可能です。
  • ※3:精神保健福祉士国家試験受験資格は、最大60名取得可能です。
  • ※4:所定のカリキュラムを修了し、社会福祉士又は精神保健福祉士の国家試験に合格することで、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟の修了証が交付されます。
  • ※5:卒業後指定施設での実務経験(1年間)が必要ですが、社会福祉士国家試験もしくは、精神保健福祉士国家試験に合格している場合は実務経験が不要となります。

目指す資格(在学中の取得を目指す資格)

  • レクリエーション・インストラクター

主な国家試験の合格率

主な国家試験の合格率
  • ※1 新卒者(2019年3月度卒業生実績)の合格率
  • ※2 順位は福祉系大学等(受験生10人以上)のうち新卒者(2018年度卒業生)の合格率による
  • ※3 順位は保健福祉系大学等(受験生10人以上)のうち新卒者(2018年度卒業生)の合格率による

学科紹介・学生インタビュー動画(YouTube)

学びのポイント

主体的に学び、将来の
可能性を広げる学習
1年次から、きめ細やかな少人数制の学びで、観察力・客観的視点・コミュケーション能力など人間力を育成。さらに、多様な現場を知るフィールドワークで将来の可能性を広げ、専門的な学びへの意欲につなげます。
専門性と実践力を高める
コース制&豊富な実習
目標に沿った学びで、専門性が高められる3コースを設置。高齢・障がい・医療・教育・児童など、多様な現場での学外実習を通して、知識と実践力を備えた質の高いプロフェッショナルとしての成長を目指すことができます。
複数の国家資格取得が
目指せるサポート体制
社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の3つの国家資格に加え、スクールソーシャルワーカーなど複数の資格取得が目指せるカリキュラムが充実。国家試験対策講座をはじめ、現場経験豊富な教員が強力にバックアップします。

現場の最前線を知る

岩内 美花 さん 社会福祉法人大阪水上隣保館
児童養護施設「翼」 勤務
職種:児童指導員(社会福祉士、介護福祉士)
2013年3月 社会福祉学科
介護福祉・社会福祉コース卒業
(2020年度から人間科学部 社会福祉学科)

生活の中で、子どもたちの成長に携わっていける。
それが大きなやりがいです。

おいしいものを食べて、「おいしい」と言い合える。楽しいとき、一緒に笑える。そんなありふれた体験を、子どもたち一人ひとりと日々の暮らしの中でたくさん共有できるように。児童指導員として働く私が、いつも心がけていることです。児童養護施設は、様々な事情で家庭での養育が困難な2歳から18歳の子どもたちが暮らす生活の場。最近は少人数制の施設も増え、当施設でもより家庭に近い環境の中で、一人ひとりに寄り添った養育・支援を行っています。ただ、愛着の基盤が弱いため、感情の表現が苦手だったり、自分に自信が持てなかったりする子どもも少なくありません。大切なのは、子どもたちに真っ直ぐ向き合うこと。そして、「どんなあなたも受け止めるよ」「いつも信じているよ」という気持ちを伝え続けることです。「自分は価値のある存在なんだ」と気づき、しっかり地に足をつけて将来を歩んでいってくれるよう、子どもたちの成長に携わっていきたいと思っています。

チーム支援のリーダーとして

児童指導員と保育士、心理職、調理員、事務員が協働して子どもたちの養育・支援にあたっています。保護者との関係調整、児童相談所や学校などとの連携、地域との交流も積極的に図りながら、子どもたちが安全・安心に暮らせる環境づくりに努めています。

現場の"いま"に応える学び

石川 久仁子 准教授

社会や地域へ働きかけ、新たなイノベーションを
生み出していける社会福祉専門職に。
4年間で学ぶこと、体験することがその礎になる。

名前に「福祉」とつくように、社会や地域とのつながりについて考え、人間の様々な可能性を引き出していけるソーシャルワーカー・ケアワーカーを目指すのが、社会福祉学科の学びです。社会の変化とともに人々がかかえる生活課題は深刻化し、複雑化しています。重要なのは、対個人に働きかける力に加え、多様な機関や専門職と協働しながら、課題の解決・緩和を図っていく力。これからは高い専門性を有し、人権意識をベースに幅広く物事を捉え、積極的にアプローチしていけるソーシャルワーカー・ケアワーカーが求められています。4年間かけて身に付ける知識や経験は、あなたの中に社会福祉専門職としての「軸」をつくってくれるはずです。

Check! チーム支援のリーダー養成に向けた取組

連携先との実践的な演習や、
社会の変化に応じた最新の学びで進化を続ける。

社会福祉の現場は変化し続けており、常に「今、専門職としてどうあるべきか」を自ら考え、コーディネートする力が求められます。そのため、「相談援助演習」などの演習では、グループディスカッションにおいて積極的にリーダーシップをとることのできる力をはぐくみます。また、海外からの人材も増加する社会に対応するため、ベトナムでの研修にも取り組んでいます。さらに、ロボット介護機器と介護支援を学ぶ科目などはもちろん、社会福祉法人や企業と連携した演習などにより、時代のニーズに合った学びを展開します。

コース紹介

3つのコースと、細分化したモデル。国家資格取得も、その後の活躍もしっかりサポート。

社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士。
様々な進路に向け、国家試験対策はもちろん、人や社会について深い知見を養います。

社会福祉コース

ソーシャルワークモデル

子どもから高齢者、障がい者など、すべての人がその人らしい生活を送れるように知識・技術を身に付けます。利用者さんや多職種とのコミュニケーションも学習。課題をかかえる人に寄り添い、その人自身が解決できるよう、支援する力を養います。

医療ソーシャルワークモデル

病気への不安、入院費など悩みをかかえる方々に対し、医師や各機関と連携し、福祉の立場から支援できる医療ソーシャルワーカーを目指します。病院や施設の現場を知る教員から、実体験や実学的知識、現代の医療に関連する問題について学べます。

スクールソーシャルワークモデル

不登校やいじめ、非行を背景に、貧困や虐待など福祉的な課題をかかえる子どもに寄り添い、先生・家庭・地域・関係機関などと連携してチーム支援を行うスクールソーシャルワーカーを目指します。子ども一人ひとりを尊重し、自己決定する力を引き出す支援ができる専門性を身に付けます。

メンタルヘルスソーシャルワークモデル

精神疾患の社会的背景と人権課題を理解し、回復と生活の再建に必要な社会環境の調整や、疾患により損なわれた力を取り戻すための支援方法を学習します。2つの資格取得に向けた学びから、メンタルヘルス課題や、地域包括ケアにも対応できる実践力の高いソーシャルワーカーを目指します。

介護福祉コース

介護福祉マネジメントモデル

介護福祉士の基礎的教育をベースに、介護・福祉分野の組織の運営管理やチームマネジメント、人材育成などの知識を深め、将来的に起業や管理者、介護現場でリーダーとして活躍できる基礎力を養います。

介護福祉・ソーシャルワークモデル

障がい(児)者、高齢者などの支援を必要とする人が、住み慣れた地域で、その人らしい生活を送れるように、介護の知識や技術に加え、相談援助の知識や技術を学びます。また、介護を必要とする人に寄り添い、生活課題をともに考え、その人自身が解決できる方法も学びます。

介護福祉・メンタルヘルスソーシャルワークモデル

認知症やうつ病・統合失調症などの精神障がいのある人の思いを知り、一人ひとりの生活を支え、その人らしく暮らすための介護の知識や技術、精神保健福祉の知識や技術を学びます。また、多職種との連携や地域社会との共生・協働についても学びます。

精神保健福祉コース

うつ病や薬物依存症といった精神疾患の社会的背景と人権課題を理解し、回復と生活の再建に必要な社会環境の調整や、疾患により損なわれた力を取り戻すための支援方法を学習。地域社会との共生・協働を促進させる手法も習得します。

社会福祉学科特設サイト

4年間の学び

知識の習得はもちろん、学外での様々な実践機会を通じ、視野も活躍できる領域も広げていきます。

先輩の4年間をCHECK!

楽しく全力で頑張った4年間。次は私が全力で応援する側に。

前岡 莉乃さん:ボランティア活動での気づきは、その都度ノートに。
前岡 莉乃さん
2019年3月卒業
大阪市立汎愛高校出身
社会福祉法人 創思苑 パンジーⅡ 勤務

1年次 同じ事例でも、捉え方や考え方は人それぞれと知る。

グループに分かれ、具体的な事例について話し合う「相談援助演習」。どう思うか、何をすればいいかなど、自分の考えを人前で話す経験が積めました。様々な価値観に触れ、自分にも向き合えました。

2年次 授業に加え、ボランティア活動からも刺激を受ける。

専門科目が増え、内容もぐっと深くなりました。1年次から始めたガイドヘルプのボランティア活動にも力を注ぎ、知的障がいの方や発達障がいの子どもたちのサポートにやりがいを感じるように。

3年次 福祉の現場で働くには生活者としての視点が必要。

福祉事務所の実習では、生活保護受給者の家庭訪問に同行。対象者がかかえる問題を見つけ支援していくには、自分自身が生活者としての視点や経験を持っていなければならないことを痛感しました。

4年次 忙しいけれど充実した日々目指す道も見つかった!

実習、卒業論文、就職活動、国家試験の勉強にとフル回転の1年。社会福祉士、精神保健福祉士の資格を活かし、「障がいがあっても」と頑張る利用者さんの気持ちを大切にし、応援できる支援者を目指していきます。

学んだ基礎を、福祉施設・医療機関や地域で実践力に変える、多様な連携。

社会福祉分野 未来の福祉専門職創造プロジェクト

大学での特色ある学び

専門職や当事者によるゲスト講義を導入し、より具体的に学びを深めることができるよう工夫しています。また、1年次から系統立てて段階的に専門用語を理解し、国家試験対策にも役立てることのできる「社会福祉学科 100 の用語」作成など、新たな取り組みも進めています。

支援

子どもの放課後活動や障がい児・者、高齢者の施設など福祉に関連する現場でのボランティアやアルバイトを通して、生活における困りごとのある人びとへのサポートを実践しています。他にも、「赤い羽根共同募金活動」への協力やBBS活動を通しての子ども食堂の自主企画など、地域の人びとを多様な形で支援しています。

※Big Brothers and Sisters Movement(地域の少年少女たちへの自立支援)

提案

地域課題に対して学生が自ら具体的な対応を考えます。2017年には高槻市の(社)タウンスペースWAKWAKと協働した、地域生活を支えるワークショップを実施。2018年は大阪府福祉部と協定を結び、「大阪府民生委員・児童委員活動の見える化」プロジェクトにて効果的なPRのための媒体を提案しました。

参加

社会福祉支援の専門職になるためには、実際に福祉現場に飛び出し、そこで出会う人びととの触れ合いを通して、生活をする上での困りごとや自己と他者について学ぶ機会を多く得ることが必要です。そのため、高齢者や障がい者の施設はもちろん、障がい者の方が運営しているカフェなど1年次から様々な現場を訪ねる機会を設けています。

介護福祉分野 産×官×学の連携活動で時代のニーズに応えるリーダーを輩出

スミリンケアライフ株式会社、社会福祉法人聖隷福祉事業団との連携

豊富な実践の場で、リーダーとして活躍できるマネジメント力を得る。

本学の卒業生が多数就職をしている2つの法人と2017年に連携協定を締結。2018年は特別講師をご担当いただき、チームマネジメント、高齢者施設の経営を学びました。また、スミリンケアライフの年末のもちつきに参加するなど現場の生きた介護を学んでいます。

京都府大山崎町との連携協定

町全体をフィールドに、これからの介護福祉の在り方を考える。

自治体や社会福祉協議会と協働で地域の介護予防活動に取り組んでいます。中でも大山崎町とは「介護福祉に関する協定書」を結んでおり、地域の方に介護技術のポイントを伝える講座を教員と学生が担当するなど、町全体をフィールドとした活動を押し広げています。

質の高い専門教育

時代に即した独自の科目などで、現場をリードする高度な介護福祉士を育てる。

例えばロボット技術の介護利用といった最新技術活用を学ぶ科目、障がいがある子どもの介護を学ぶ科目など独自の科目を展開。認知症ケアにおいては、認知症の本人だけでなく、家族や地域を視野に入れた支援ができることを目指した科目を独自に開講しています。

「カイゴの風」プロジェクト

国内外のフィールドで、介護福祉を学ぶ。

2017年には沖縄県の宮古島で離島の介護について学び、2018年には海外からの介護人材をマネジメントできる力を付けるためベトナムでインターシップを実施しました。また近隣地域の介護のイベントへの参加、住民の方との触れ合いなど多様な活動の場を提供しています。

キャリアイメージ

学科での幅広い学びを活かし、多様な進路が開けます。

様々な分野、そして様々なキャリア。
多くの先輩たちが自ら希望した未来を実現させています。

社会福祉の学びを活かす分野はどんどん広がっています。病院や高齢者施設、障がい児(者)施設はもちろん、いじめ・虐待などの問題をかかえる学校や児童相談所、就労・失業者や低所得者を支える支援センター・事業所など。福祉・介護に関する様々な課題に応じ、問題解決する力が、現代社会において必要とされています。

  • 社会福祉分野

高齢者虐待や成年後見制度などの問題を、
ご本人やご家族と一緒に解決へ。

高齢者の方々に充実した生活を提供する
社会福祉法人 慶徳会
茨木市地域包括支援センター 常清の里
(社会福祉士)

山本 瑞枝さん / 2013年3月卒業
最近ではご本人の認知症に加え、ご家族にも障がいがあるなど課題が重複しているケースも多く、総合的な観点、そして他職種との連携のもと相談に乗っています。

  • 社会福祉分野

入院時から、退院後まで。患者さまとご家族の
様々な心配事に応えます。

地域の基幹病院として急性期医療を支える
医療法人河内友紘会
河内総合病院
(医療ソーシャルワーカー)

藤村 はるかさん / 2015年3月卒業
患者さまとかかわるのは入院中が大半ですが、退院後の安心な道筋をつくることも私の仕事。介護福祉士など様々な職種の方々との連携が欠かせません。

  • 社会福祉分野

病気やサービスについて、様々な不安や
問題について、日々対応しています。

支えあいの地域をつくる
三田市社会福祉協議会
生活支援コーディネーター兼
地域福祉支援室

小南 貴洋さん / 2016年3月卒業
高齢者の方との価値観の違いをごまかさず、互いに理解し合うことを大切に取り組んでいます。

  • 教育分野

子どもが思い描く未来へ羽ばたけるように。
先生や保護者とともに支援しています。

地域の生徒たちの未来を育む
茨木市役所 茨木市教育委員会
学校教育支援グループ 学校教育推進課
(スクールーソーシャルワーカー)

甲斐 啓人さん / 2016年3月卒業
学校の先生方と一緒に生徒の支援をし、助けになれたときにやりがいを感じます。互いの職種について理解を深め合いながら緊密な連携を心がけています。

  • 介護分野

大阪府内に展開される、多岐にわたる
事業分野の中で成長を目指します。

高齢者、障がい者、保育まで幅広い事業を運営
社会福祉法人大阪府社会福祉事業団
(介護福祉士)

小林 沙耶さん / 2017年3月卒業
在学中に学んだ「根拠のある介護」を実践・応用しています。また、多職種協働で利用者さんの気持ちに寄り添ったケアを展開しています。

  • 介護分野

保護者と一緒に、子どもにとって何が大事かを
第一に考えていけるように心がけています。

障がいのある乳幼児に対し、
通園形式で療育を行う

社会福祉法人 療育センター
あかつき・ひばり園
(児童指導員)

國本 ゆうさん / 2015年3月卒業
肢体不自由児の2~5歳のクラスを担当。保護者支援や就学・進路指導も行っています。授業で何度も教わった利用者本位の視点が今の基礎になっています。

  • 介護分野

様々な人とのつながりの中で、地域社会への
第一歩を踏み出すきっかけを作っています。

障がいのある方が充実した
地域生活を送る支援を行う

社会福祉法人のぞみ福祉会
生活介護事業所ブルーリボン
(生活支援員)

吉武 愛美さん / 2014年3月卒業
利用者さんが、特別な存在ではなく、一地域住民として望む暮らしを送れるようにお手伝いをしています。

  • 精神分野

アルコールや薬物に依存しても、人はやり直せる。
一人ひとり異なる回復プロセスを支えます。

依存症のリハビリテーションプログラムを提供
公益財団法人復光会 垂水病院
医務課
(精神保健福祉士)

小橋 鈴加さん / 2017年卒業
依存症に苦しむ方々は、その経緯も、現状もすべてが異なります。毎回悩み、考えながら情報提供をしていますが、良い報告を伺えるとやりがいを感じます。

※情報は取材時点のものです。