人間科学部社会福祉学科

向き合うのは、一人ひとりと、それを支える環境すべて

社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の福祉系三大国家資格及びスクールソーシャルワーカー資格に対応。

取得可能な資格等

取得可能な資格

  • 社会福祉士 国家試験受験資格
  • 精神保健福祉士 国家試験受験資格
  • 介護福祉士 国家試験受験資格
  • スクールソーシャルワーカー資格(課程修了証明)
  • 社会福祉主事任用資格
  • 児童福祉司任用資格
  • 身体障害者福祉司任用資格
  • 知的障害者福祉司任用資格
  • ※必要科目の単位修得により、2つの受験資格の同時取得が可能です。

学びのPOINT

豊富な実習と学外での様々な実践機会を通じ視野も活躍できる領域も広げる
1年次から、きめ細やかな少人数制の学びで、観察力・客観的視点・コミュニケーション能力など人間力を育成。さらに、多様な現場を知るフィールドワークで将来の可能性を広げ、専門的な学びへの意欲につなげます。
専門性と実践力を高めるコース制&豊富な実習
目標に沿った学びで、専門性が高められる3コースを設置。高齢・障がい・医療・教育・児童など、多様な現場での学外実習を通して、知識と実践力を備えた質の高いプロフェッショナルとしての成長を目指すことができます。
複数の国家資格取得が目指せるサポート体制
社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士の3つの国家資格に加え、スクールソーシャルワーカー資格など複数の資格取得が目指せるカリキュラムが充実。国家試験対策講座をはじめ、現場経験豊富な教員が強力にバックアップします。
地域との豊富な連携活動
学内で積み上げた知識やスキルを地域で発揮できる豊富な連携活動を用意。学びの一環として摂津市を中心にした様々な取組に参加できます。

社会福祉士・介護福祉士の最前線

坂下 俊大さん 社会福祉法人 大阪府社会福祉事業団
軽費老人ホーム(ケアハウス)和風荘 勤務
職種:ソーシャルワーカー(社会福祉士・介護福祉士)
2015年3月 社会福祉学科 介護福祉コース卒業
(現 人間科学部 社会福祉学科)
大阪府立金岡高校出身

利用者さんの声に応えていく中で
自らも学び知識を広げる
大変だけど、だからこその
楽しさがある。

ケアハウスの生活相談員の仕事は、入居・退去に伴う手続きから介護サービスや保険制度のご案内と申請、ケアマネジャーや医療機関などへの連絡・相談など実に様々。利用者さんと各専門スタッフをつなぐ重要な調整役として、それぞれの要望や意見をしっかり理解しながら総合的に判断し、冷静かつ的確な行動が求められます。もともと、入職後2年間は介護福祉士として利用者の方々の生活サポートを行っていたのですが、日々の触れ合いや何気ない対話など一番近い場所でニーズを汲み取り信頼関係を築いていく仕事がとても楽しく、現場だからこそ見えてくる課題に取り組むことも大変ながらやりがいを感じていましたね。一方、生活相談員はより広い視点で全体を見渡す立ち場であり、現場とは異なる視点から福祉を捉えられるのでとても勉強になります。介護の現場で培った経験を活かし、利用者さんとスタッフ双方の気持ちを理解できるのが私の強み。「頼られるソーシャルワーカーになる」という目標に向かい、奮闘中の毎日です。

チーム支援のリーダーとして

利用者さんの声を各専門スタッフにつなげ、より良い支援をつくりだしていく生活相談員は、まさにチーム支援の中心的役割。心がけているのは「利用者さんのために」という軸となる価値観を全員で共有すること。チームが同じ方向に向け力を合わせられるような、環境づくりを目指しています。

4年間の学び

知識の習得はもちろん、学外での様々な実践機会を通じ、
視野も活躍できる領域も広げていきます。

医療法人協和会 千里中央病院勤務
2020年3月卒業 春藤 聖奈さん
徳島県立池田高校出身

密度の高い講義や実習はもちろん、ボランティア活動やアルバイトでも幅広い福祉分野を経験。4年間の充実した学びが医療ケースワーカーの扉を開いてくれました。

1年次 福祉の分野の多様性を知る
目指す資格や所属コースを決定
[主な授業例]
・精神保健福祉相談援助の基盤 ・福祉フィールドワーク
・介護概論Ⅰ など
春藤先輩の4年間をCheck!
高校時代から、夢は社会福祉士。その基礎となる学びは、どれも興味深いものでした。中でも、具体的事例についてグループで話し合う「相談援助演習」は、自分の考えを分かりやすく伝える訓練に。多様な価値観に触れ、視野も広がりました。
2年次 自分の関心分野を深めていく
知識と実績を積み重ねてステップアップ
[主な授業例]
・高齢者福祉論Ⅱ ・相談援助実習指導Ⅰ
・精神疾患とその治療Ⅰ ・レクリエーション活動 など
春藤先輩の4年間をCheck!
専門的な授業が増え、自分の興味も明確に。特に医療ソーシャルワーカーに必要な知識を学んだ「保健医療論」が印象に残っています。患者さまとご家族のかかえる悩みの幅広さと支援の重要性を知り、学びのモチベーションが高まりました。
3年次 専門分野を学び知識やスキルを身に付ける
国家試験対策を本格的にスタート
[主な授業例]
・福祉用具の理論と実践 ・精神障害者の生活支援システム
・相談援助の理論と方法Ⅲ・Ⅳ など
春藤先輩の4年間をCheck!
ケアミックス病院の実習では、多角的な観点から患者さまの援助を考える大切さを学びました。チーム医療においてソーシャルワーカーの果たす役割の大きさも実感。放課後などデイサービスのアルバイトなど学外でも現場体験を重ねた1年です。
4年次 国家試験対策と卒業後の進路を決定
ダブル資格、トリプル資格にもチャレンジ
[主な授業例]
・スクールソーシャルワーク演習 ・社会福祉学演習Ⅱ
・精神保健福祉援助演習Ⅱ など
春藤先輩の4年間をCheck!
精神科病院と地域活動支援センターでの実習を経験。精神保健福祉士の資格も取得し、幅広い疾患や障がいに対応できるソーシャルワーカーの素地を養いました。就職先は、自分の将来ビジョンと現場経験豊富な先生のアドバイスが決め手に。

多様な進路で活躍する、
ソーシャルワーカー ・ ケアワーカーに。

学んだ基礎を、福祉施設・医療機関や地域で実践力に変える、多様な連携。

社会福祉分野

地域の子どもたちの「兄」「姉」のような存在として、健やかな成長を手助けするBBS会

BBS会(Big Brothers and Sisters Movement)は、法務省所管の更生保護制度における民間協力者に位置づけられる全国的な組織です。長い間、摂津地区にはなかったため、卒業生が在学中に発足し、現在も在学生や地域住民とともに「子ども食堂」や「学習支援」などにかかわり活動しています。

こどもゆめビストロ

「こどもゆめビストロ」とは、子どもたちが1日限定のコックさんになれる企画です。メニュー決めから買い出し、調理、おもてなしのすべてを子どもたち同士がアイデアを出し合って小さな料理店を開きました。参加後、「家でお手伝いをしてくれるようになった!」と保護者の方からの喜びの声もありました。その他にもバーベキューをしたり、染め物Tシャツ作りを実施したりと様々な取組を展開する予定です。「思いを形にすること」「地域の人と顔見知りになること」を意識して、様々な魅力や新しい発見、安心感など「楽しい」だけでなく心に残る瞬間を引き出せるように工夫しています。

介護福祉分野

産×官×学の連携で時代のニーズに応えるリーダーを養成

介護ロボットやICT(情報通信技術)、AI(人工知能)といったテクノロジーの活用は、介護職員の業務負担の軽減を図るために必要不可欠です。介護ロボットのより良い活用は、個別性をふまえた介護や、対象者の自立支援といった介護の質の向上にもつながります。本学では企業と連携し、次世代の介護職のリーダーを担う介護福祉士を養成すべく、最新の介護ロボットを積極的に導入したカリキュラムを設けています。

最新の介護ロボットから学ぶ

コミュニケーション介護ロボットを学生が主体となり地域住民の集い場において活用する授業を実施。また、ベッドから車椅子への移乗を助ける介護ロボットの演習授業では、全員が体験し意見交換することを通して、実態に即した導入活用の検討や現場での課題について学びました。

実習レポート 介護実習

その人の気持ちや人生に思いを馳せる...介護の奥深さを知りました。

Before

1年次の実習では、利用者さんとの会話に意識が集中していましたが、学び進むにつれて、一人ひとりの方の行動や発言を冷静に観察する必要性を痛感。3年次の実習では、更に広い視野を身に付けることを目標に臨みました。

After

特別養護老人ホームの実習では、多くのことを学びました。最も印象に残っているのは、自室にこもることの多かった利用者さんに編み物を勧めたところ、笑顔で過ごす時間が増えたこと。離床のきっかけをつくることができ、何げない発言や行動の背景を考える大切さを知りました。実習先では、車椅子への移乗など生活支援技術も高く評価していただき、大学で最先端のスキルを学んでいることを実感。将来への自信もつきました。

𠮷川 愛子さん
4年次生 𠮷川 愛子さん
大阪府立東淀川高校出身

あなたにとって「チーム支援」におけるリーダーとは?

実習先の施設長の方が理想のリーダーだと感じました。自分一人で引っ張るのではなく、利用者さん、ご家族、職員、地域ボランティアの皆さんなど、様々な人の意見を丁寧に聞き、そこで見つけた改善点を分かりやすい言葉で伝える方でした。その姿を目標に歩みたいと思います。

コース紹介・キャリアイメージ

コース紹介

3つのコースと、細分化したモデル。国家資格取得も、その後の活躍もしっかりサポート。

社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士。 様々な進路に向け、国家試験対策はもちろん、人や社会について深い知見を養います。

キャリアイメージ

学科での幅広い学びを活かし、多様な進路が開けます。

様々な分野、そして様々なキャリア。多くの先輩たちが自ら希望した未来を実現させています。

社会福祉の学びを活かす分野はどんどん広がっています。病院や高齢者施設、障がい児(者)施設はもちろん、いじめ・虐待などの問題をかかえる学校や児童相談所、就労・失業者や低所得者を支える支援センター・事業所など。福祉・介護に関する様々な課題に応じ、問題解決する力が、現代社会において必要とされています。

社会福祉コース
精神保健福祉コース
介護福祉コース

社会福祉コース

ソーシャルワークモデル

  • 社会福祉士

子どもから高齢者、障がい者など、すべての人がその人らしい生活を送れるように知識・技術を身に付けます。利用者さんや多職種とのコミュニケーションも学習。課題をかかえる人に寄り添い、その人自身が解決できるよう、支援する力を養います。

社会福祉法人 産経新聞厚生文化事業団 障害者支援施設
池田三恵園
(社会福祉士)

社会福祉士として、知的障がいのある方の生活支援が主な業務。意思疎通の難しい利用者さんの意思や思いを汲み取り、その人らしい毎日を送っていただけるようサポートしています。
吉武 あかりさん /2018年3月卒業

医療ソーシャルワークモデル

  • 社会福祉士

病気への不安、入院費など悩みをかかえる方々に対し、医師や各機関と連携し、福祉の立場から支援できる医療ソーシャルワーカーを目指します。病院や施設の現場を知る教員から、実体験や実学的知識、現代の医療に関連する問題について学べます。

大阪労災病院メディカルサポートセンター
(医療ソーシャルワーカー)

医療ソーシャルワーカーとして、病院に来られる患者さまやご家族のかかえる不安・悩みを聞き、関係する職種や機関につないでいます。勉強会などにも参加してブラッシュアップに励んでいます!
安部 成美さん /2011年3月卒業

スクールソーシャルワークモデル

  • 社会福祉士+スクールソーシャルワーカー

不登校やいじめ、非行の背景を知り、貧困や虐待など福祉的な課題をかかえる子どもに寄り添い、先生・家庭・地域・関係機関などと連携してチーム支援を行うスクールソーシャルワーカーを目指します。子ども一人ひとりを尊重し、自己決定する力を引き出す支援ができる専門性を身に付けます。

茨木市役所 茨木市教育委員会
学校教育支援グループ 学校教育推進課(スクールソーシャルワーカー)

スクールソーシャルワーカーとして、学校の先生方と一緒に生徒の支援をし、助けになれたときにやりがいを感じます。互いの職種について理解を深め合いながら緊密な連携を心がけています。
甲斐 啓人さん /2016年3月卒業

メンタルヘルスソーシャルワークモデル

  • 社会福祉士+精神保健福祉士

精神疾患の社会的背景と人権課題を理解し、回復と生活の再建に必要な社会環境の調整や、疾患により損なわれた力を取り戻すための支援方法を学習します。2つの資格取得に向けた学びから、メンタルヘルス課題や、地域包括ケアにも対応できる実践力の高いソーシャルワーカーを目指します。

精神保健福祉コース

  • 精神保健福祉士

うつ病や薬物依存症といった精神疾患の社会的背景と人権課題を理解し、回復と生活の再建に必要な社会環境の調整や、疾患により損なわれた力を取り戻すための支援方法を学習。地域社会との共生・協働を促進させる手法も習得します。

公益財団法人 復光会
垂水病院 医務課
(精神保健福祉士・社会福祉士)

精神保健福祉士として、依存症の方を支える仕事をしています。依存症に苦しむ方々は、その経緯も、現状もすべてが異なります。毎回悩み、考えながら情報提供をしていますが、良い報告を伺えるとやりがいを感じます。
小橋 鈴加さん /2017年卒業

介護福祉コース

介護福祉マネジメントモデル

  • 介護福祉士

介護福祉士の基礎的教育をベースに、介護・福祉分野の組織の運営管理やチームマネジメント、人材育成などの知識を深め、将来的に起業や管理者、介護現場でリーダーとして活躍できる基礎力を養います。

社会福祉法人
成光苑 せっつ桜苑
(介護福祉士)

介護福祉士として、高齢者の方を一時的にお預かりするショートステイを担当。利用者さんに丁寧に寄り添うとともにご家族の介護負担軽減も重要な役割です。在学中に幅広い観点から介護を学んだ経験が活きています。
川瀬 和佳さん /2013年3月卒業

介護福祉・ソーシャルワークモデル

  • 介護福祉士+社会福祉士

障がい(児)者、高齢者などの支援を必要とする人が、住み慣れた地域で、その人らしい生活を送れるように、介護の知識や技術に加え、相談援助の知識や技術を学びます。また、介護を必要とする人に寄り添い、生活課題をともに考え、その人自身が解決できる方法も学びます。

社会福祉法人 大阪水上隣保館
児童養護施設「翼」
(介護福祉士・社会福祉士)

社児童指導員として、家庭での養育が困難な2歳から18歳までの子どもを養育・支援しています。愛着の基盤が弱いため感情表現が苦手な子どもの気持ちにもまっすぐ向き合い、成長を支えます。
岩内 美花さん /2013年3月卒業

介護福祉・メンタルヘルスソーシャルワークモデル

  • 介護福祉士+精神保健福祉士

認知症やうつ病・統合失調症などの精神障がいのある人の思いを知り、一人ひとりの生活を支え、その人らしく暮らすための介護の知識や技術、精神保健福祉の知識や技術を学びます。また、多職種との連携や地域社会との共生・協働についても学びます。

社会福祉法人 聖隷福祉事業団 宝塚せいれいの里
宝塚すみれ栄光園
(介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士)

介護福祉士として、60代後半から100歳以上までの特別養護老人ホーム入居者さまを担当。入居者さまから「ありがとう」の言葉をいただいたときに、対人援助職を選んで良かったと実感します。
村西 英二さん /2010年3月卒業