2009年12月アーカイブ

三仏寺・倉吉の街並み・鳥取砂丘

第5回の植松ゼミ見学会は、夏休みを利用して学生達だけで鳥取方面へ行きました。
まず、私たちは三朝町にある三仏寺奥院、通称「投入堂」(なげいれどう)に行きました。投入堂に辿り着くまで道のりは、思っていた以上に険しい山道で、滑りやすい場所があったり、木の根などを足場にして登ったり、上から垂らしてある鎖を持って登るような岩場もあり(写真1)、不十分な装備では登山できない理由が凄くわかりました。
しかし、その苦労は、断崖絶壁に建てられている投入堂を見て報われました(写真2)。見たことが無い美しい風景がありました。写真で見ているだけでも、凄く不思議な建物と思っていましたが、実際に自分達の足で登って見ると、材料などはどこから運んできたのだろうと、さらに不思議さが増しました。堂内は見ることができませんが、いつか機会があれば是非とも見てみたいものです。翌日は筋肉痛になって大変でした。

 

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2日目は、江戸時代の面影が残る、倉吉白壁土蔵群・赤瓦の街並みを見学しました。昔ながらの土蔵や商家の街並みが保存された赤瓦の街並みは、往時の倉吉の面影を残しています。白壁土蔵の多くは、江戸・明治時代に建てられ、漆喰の白壁、焼杉の黒い腰板(写真3)、赤い瓦(写真4)などが特徴的でした。その中の一部が店などに改装され、今もきれいに保存されていました。img_uematsu091211_03.jpg

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その後、鳥取砂丘へ行きました。現地に着くまでは、ただの砂と高をくくっていましたが、砂丘と青空が大きく広がり、何十メートルもの砂の壁の先には、まるで地球を見ているかのような大海原の景色に絶句しました。(写真5)。

今回のゼミ旅行は、近畿から飛び出し、鳥取で歴史的な建築を見たり、自然を肌で感じることができました。
生涯忘れられない思い出になりました。

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