大山崎町(京都府乙訓郡)の介護予防人材養成講座に大阪人間科学大学介護福祉専攻が協力し、町との協働で取り組んでいます。第2回の講座が京都新聞(洛西版)に取り上げられました。
2013年11月アーカイブ
SNSとは、インターネット上でのコミュニケーションツールであり、人と人とのつながりをサポートし、幅広いコミュニケーションを取り合うことを目的としたコミュニティ型のWebサイトのことで、今や広く社会に浸透し、利活用されるようになってきました。
一方で、SNS上の不用意な投稿が問題を引き起こし、社会に多大な影響を及ぼすなどの危険性をはらんでいます。
学生の皆さんは、SNS(Facebook、twitter、LINE、mixiなど)を利用するにあたって、その特性を十分理解したうえで利用してください。
1. 投稿時の注意
◆あらゆる背景や事情を持つ不特定多数の利用者がアクセス可能であることから、いったん発信された情報は完全に削除できません。投稿した内容を本人が削除しても、インターネット上に残ってしまう可能性があり、それを検索することも可能です。投稿してもすぐに削除すれば問題ないという考え方は大きな間違いです。
2. 守秘義務と機密保護
◆実習や就職活動などで課外での活動を行うことがありますが、そこで知り得た情報をはじめ、施設や訪問先で勝手に写真や動画を撮って無断で投稿するという行為は、情報漏えい、プライバシーの侵害といった問題になります。
3. 自覚と責任
◆SNS上で匿名や偽名であるから自分であることは特定されないと思っているのは間違いで、使用パソコンから発信元を特定する事ができます。現実社会とのつながりと何ら変わらないため、不用意な投稿は絶対にやめましょう。
4.他者の尊重
◆SNS上で他者に対する誹謗・中傷を投稿すると人権侵害・名誉毀損になる可能性があります。他者への配慮を十分に心がけましょう。
5.自分自身のプライバシー保護
◆個人情報を登録・公開する場合は利用するサービス内容を十分理解したうえで行うようにしてください。不用意に実名登録や情報発信をしないでください。