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摂津市で「ひきこもり家族教室」2回目を開催しました

去る12月4日(土)に、摂津市地域福祉活動支援センターにて「ひきこもり家族教室」の2回目が開催されました。地域のひきこもりで悩むご家族を対象とした講座で、10月30日(土)の1回目から引き続き、12名の方が参加されました。

この講座は摂津市社会福祉協議会と本学「心理・教育相談センター」との共催で実施され、本学心理学科の岩田光宏講師が担当しました。ひきこもり状態の人たちの心理や、関わる際の配慮や工夫についての講義やワークを行いました。

また今回は、参加者同士の交流の時間もありました。他の参加者と交流するなかで、より多くの気づきが得られたり、「悩んでいるのは自分だけではなかった」という実感に繋がったりしたようです。こうした機会を今後も継続してほしいという声も多く、ひきこもりの家族の孤立を防ぐことが重要だと感じられました。

公認心理師を目指している本学の大学院生2名も参加し、地域における心理支援の実際を学ぶことができました。

公認心理師は、国民のこころの健康の維持増進に寄与する国家資格です。心理カウンセリングだけでなく、地域コミュニティに対する心理支援も重要な業務のひとつです。本学は摂津市にある唯一の大学として、今後も地域の方々への心理支援に積極的に取り組んで参ります。

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