保健医療学部 言語聴覚学科からのお知らせ
※この記事は、医療心理学科 言語聴覚専攻(2020年度から保健医療学部 言語聴覚学科へ移行)の当時のものです。
デフアカデミーの子どもたちが大学見学に来られました!
3月26日(火)、聴覚障害・難聴児専門の総合学習塾「デフアカデミー」の皆さんが大学見学に来られました!子どもたちの計画的なキャリア形成の一環として、大学見学を通して様々な職業や資格、進路に選択肢があることを知り、"将来の自分"について考えてもらう機会とすることが目的です。
当日は、以下の内容でイベントを行いました!
・ ワークショップ「"将来の自分"について考えよう」
・ いろんな職業(シゴト)の紹介
・ 大学生インタビュー
・ キャンパスツアー
・ 研究に挑戦しよう!(子どもたち対象)
・ 大学受験や学費について(保護者対象)
まずは、本学教員 青木(医療心理学科 言語聴覚専攻※2020年4月から言語聴覚学科)によるワークショップ「"将来の自分"について考えよう」です。子どもたちは少し緊張した様子でしたが、教員から「将来は何になりたいの?」と尋ねられると、「ロボットが作りたい」「動物関係の仕事がしたい」など素晴らしい夢を語る子どもたちがおり、青木はそのために今すべきこと、そして将来たくさんの選択肢があることをお話ししました。
続いて、医療心理学科 言語聴覚専攻(2020年4月から言語聴覚学科)の学生による職業紹介があり、学生の軽やかな手話表現に皆さん驚きの様子でした。皆さん、日頃からたくさん練習をされているのでしょうね。
次は、学生インタビューです。キャンパスライフについて話してくれたのは、自身も難聴があり様々な困難を経験し、また多くの方に支援してもらい、今度は自分が誰かの役に立ちたいと、現在、言語聴覚士を目指して日々勉強されている学生の話でした。
キャンパスツアーに行く頃には、ようやく子どもたちの緊張も解け、笑顔がみられるようになりました。
学生支援センターでは、本学で行っている個々のニーズに応じた支援の内容について説明がありました。
この日、子どもたちが一番興味を示したのは、「視能訓練士」の仕事についてでした。学校でも行ったことがある視力検査と違い、初めて見る専門的な測定機器に子どもたちも興味津々でした!
学内に設置されている「ことばときこえの発達支援センター」では、行動観察をおこなうための大きなマジックミラーに大興奮!
その後、おやつを食べながら学生との交流を深めました!
実際に難聴のある子どもたちと接することで、学生たちも学びが多かったようです。
子どもたちは最後に大学で行われている新しい研究活動にも参加し、同行されたご家族は入試広報センターの方から大学受験等の話を熱心に聞かれていかれました。
最後に、ご協力いただきましたデフアカデミーの職員の皆さま、子どもたちにとって本当に良い機会を作ることができました。
心より感謝申し上げます。