保健医療学部 理学療法学科からのお知らせ

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授業紹介「身体運動学演習」重心動揺計

2年次生前期開講の『身体運動学演習』では、機器を使用して測定を行う演習があります。
(1班20名に分かれて3回シリーズで演習を受けます。)

3班は、重心動揺計(重心バランスシステム)を用いて、重心動揺検査について学びました。
重心動揺計は、多くの病院(耳鼻咽喉科)にある計測機器です。これを用いて行う検査は、身体の平衡状態を知るために行う検査です。

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演習では、実際に重心動揺計に乗ったり機器を操作したりして体験しました。

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まず、全員で片足立ちをしてどの程度ふらつくのか確認しました。

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片足立ちの結果で被験者を決定し測定を開始しました。

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測定は開眼・閉眼、靴下の有無により4つの条件を設定し行いました。

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眼を閉じたり靴下を履いたりすることで得られる情報が少なくなり身体の動揺が増大しました。
演習を通して、外部から得られる情報の重要性や情報を処理する部位が障がいされることでどのような現象が起こるのかについても学習していきましょう。


理学療法学科教員
岡山裕美