1月末から始まる後期試験まで残り僅かとなった今日この頃、学内のあちらこちらでは試験対策に励む学生を多く見かけます。
理学療法学科の定期試験では、筆記試験だけではなく実技試験も設定されています。
1年次生後期の「評価学総論」という科目では、理学療法対象者の筋力や関節可動域(関節の動く範囲)を測定する手技について学んでいきます。
放課後、その実技試験を控えた1次年生が実習室で実技練習をしていました。


今回は筋力測定(徒手筋力テスト:MMT)の実技試験を受験します。
同年次生同士で手技を確認し合いながら練習します。

頭では動作を理解できていても、実際はなかなかイメージ通りにはいきません。
また、実技と同時に被験者に対する声かけや配慮も評価対象です。
筋力の測定は、被験者に対する《オリエンテーション→測定→結果報告》までを円滑にできることを目指します。
実技試験に合格するには何度も反復練習して、一連の流れを自身の身体に覚えこませることが重要です。
筆記試験や実技試験の対策に追われる1月ですが、試験が終われば待ちに待った春休みです。
最後まで油断せず、試験対策に取り組みましょう。
理学療法学科 助教 田中雅侑