三菱総研ＤＣＳ株式会社様の御協力により、コミュニケーションロボット「NAO」を使った介護現場でのレクリエーション体験の授業が実現しました。　

初めて見る「NAO」にみんな興味津々です。
つぶらな瞳がかわいい！！

コミュニケーションロボットと聞き、ペッパーや抱き人形を想像した学生もいましたが、「NAO」に出会い、想像以上に細やかでしなやかな動きができ、両手両足が人と同じように自由自在に動くことに全員が驚きました。

「NAO」の動きは、私達が想像するロボットの動きを超えていました。
まるで友達のように会話することもできます。

NAO「さあ、みんな一緒に、体操しましょう！」

学生も順番に「NAO」に話しかけ、レクリエーションを主導する職員役をさせていただきました。

「NAO」は聞くことも話すことも、相手の言葉に反応して話す内容を変化させることもできますが、「NAO」をレクリエーションの相棒にするには、「NAO」の聞き取っているタイミングで話す必要があります。「NAO」の目は瞬きをするように光り、その色から聞き取る準備ができたことがわかります。

ついつい間髪入れずに話しかけたり、いつもの口癖で早口でしゃべったりして、「NAO」に聞き取ってもらえないこともありました。
相手の聞く取る準備が整ったことを確認できているか、相手に聞きやすく話すことができているか、とても良い勉強になりました。

でも、コツをつかめばこの通り。

最後は、マイケル・ジャクソンのスリラーも披露してもらいました。

大学だけでは学べないことが体験できた授業でした。
遠いところから来てくれた「NAO」に感謝します。
今回ご協力いただいた三菱総研ＤＣＳ株式会社様、東京から「NAO」と一緒にお越しいただきありがとうございました。

次回は「NAO」と認知症カフェに出かけた報告をアップする予定です。
お楽しみに。