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摂津市と「生活困窮者学習支援事業」の覚書を交わしました

摂津市と本学は平成18年に「摂津市と大阪人間科学大学との地域連携に関する協定書」を締結しています。これまでにも教員は各種審議会委員等の委嘱を受けて様々な会議に参画し、学生は「子どもフェスティバル」、「ふくしまつり」、「絵本であそぼ、親子であそぼ」、「親子ランド」等の活動を通して連携を深めてきています。

「生活困窮者自立支援法」が平成27年4月1日に施行され、摂津市は、この法律に基づいて、貧困の連鎖を防止する一環として、中学生を対象とした「学習支援事業」を企画し、本学にその実施に向けて依頼がありました。そこで平成26年度年度末から、摂津市職員と社会福祉学科および子ども福祉学科教員が数回の議論を重ねました。平成27年5月連休明けから、社会福祉学科学生4名、子ども福祉学科2名の学生が参画して本事業を開始し、今日に至っております。

このたび、本事業の実施に際して、森山一正摂津市長と木村健治学長との間で覚書を交わすこととなり、市役所で調印式がおこなわれました。

このように摂津市唯一の高等教育機関である本学と市行政との連携は、地域創生が叫ばれている中で、本学学生、教員にとって貴重な学びの場を生み出し、地域を活性化する一端を担えるのではないかと期待しています。