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国際・地域交流委員会主催 第1回多文化交流カフェの様子

大阪人間科学大学、国際・地域交流委員会で、外国人の方をお呼びして、平成30年7月5日に正雀学舎で「多文化交流カフェ」を開催しました。

このカフェは外国語の授業ではなく、簡単な挨拶やその国の文化、習慣、食べ物、歴史等を紹介してもらう、いわば「私の国を紹介します!」といった国際理解を深めるサロン形式の茶話会です。

第1回目の今回は、ベトナムの方とフィリピンの方、それぞれ1名、フィンランドの方3名、計5名の外国人の方にお越しいただきました。

はじめは、田中学長先生のご挨拶です。ユーモアたっぷりに緊張している皆さんを和ませてくださいました。

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ゲストの自己紹介、お一人目はフィリピン人のリズさんです。
介護福祉士の資格取得を目指し、来日され、現在、宝塚ちどりという特別養護老人ホームで働きながら日本語と介護福祉の勉強をされています。
2年後に介護福祉士の国家試験を受験される予定だそうです。

日本は一番の憧れの国であったそうで、とても日本語がお上手でびっくりしました。フィリピンは海がとてもきれいだそうです。

リズさん自己紹介.jpg

お二人目はベトナム人のセンさんです。

センさんは、門真市にあるナーシングホームちどりで、介護職として働いておられます。リズさんと同じで EPA という仕組みで介護福祉士の取得を目指し、来日されています。

日本語の勉強をしてまだ一年ということですが、とてもお上手でした。最初、緊張されておられましたが、ベトナム語をいくつか教えていただき、フロアも盛り上がりました。日本の人はベトナム料理の「フォー」が美味しいと言うことが多いそうです。

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続いて、フィンランド人のゲストはニコさん、マイユさん、アンネさんの3人です。

3人はフィンランドの国立職業専門学校の学生さんでニコさんは調理、マイユさんはダンス、アンネさんはアスレチックトレーニングを専攻されています。

3人は隆生福祉会のフィンランド交流事業の実習生さんです。フィンランドの自慢は、豊かな自然と世話好きな人々だそうです。通訳は、隆生福祉会のナイラさんです。

フィンインタビュー自己紹介.jpg

フィンランドやフィリピンからそれぞれの国のお菓子を持って来ていただきました。写真は、フィリピンのお菓子です。とても美味しかったです。

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フィンランドのお菓子はおいしかったのですが、中にはとてもユニークなものもありました。その味は文章では表現できにくいものです?サルミアッキというお菓子でした。

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談笑タイムが始まりました。フィンピン、リズさんのテーブルの様子です。

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ベトナム、センさんのテーブルの様子です。

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フィンランドのテーブルの様子です。

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はじめはお互いに緊張しましたが、すぐに打ち解けました。

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アンネさんが、フィンランドの美しい自然の写真を紹介してくれました。中でも大反響は素晴らしいオーロラの写真でした。意外にも、オーロラを一番見やすい月は9月と言われていました。実際に交流しないと聞けないようなお話です。

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また、ニコさんはフィンランドにまつわるクイズ、例えば「フィンランドにある湖の数は?」4択、、、を披露してくれました。とても盛り上がりました。

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ニコさんと柏原委員長。このように、あたらこちらで写真を撮る様子が繰り広げられていました。

にこさんと委員長.jpg

その後、なんと、マイユさんがフィンランド伝統衣装に身を包み、伝統ダンスを披露してくださいました。とても素晴らしい貴重なものでした。

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折り紙講習も始まっています。ニコさんによるとフィンランドでは、手拭きのタオル等を折り紙のように折って装飾する文化はあるそうです。

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最後は、全員で記念撮影!このように無事に第1回目の多文化交流カフェは終わりました。第2回目は、2018年11月1日の予定です。皆さん、気軽にご参加ください。それぞれの国に敬意を払いつつ、ぞれぞれの国の言葉で、誠にありがとうございました。

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