心理職初の国家資格「公認心理師」の取得に向けたカリキュラムが2018年4月からスタートしました。
今回は、昨年に引き続き9月14日（金）に開催した高等学校教員対象の『公認心理師説明会』の様子をお伝えします。

第1部は、日本心理研修センター理事で本学 医療心理学科 臨床発達心理専攻 宮脇 稔教授が 「公認心理師への道　～大学・大学院における教育～」をテーマに講演を行いました。
今年9月に行われた第1回目の公認心理師国家試験の振り返りや、大学や大学院での資格取得に対応したカリキュラムについて詳しく解説しました。

第2部では、外部講師としてベネッセグループ　株式会社進研アド 大阪支社長の小森 由貴氏を招き 「公認心理師誕生による心理学系統志望者の動向と進路指導」をテーマに 資格誕生の背景、入試の動向、心理学を志望する生徒への進路指導等についてお話しいただきました。

講演後は個別相談コーナーを設け、出席された先生方から個別に たくさんのご質問やご相談を承りました。

本学では健康心理学科、医療心理学科 臨床発達心理専攻の両学科・専攻で公認心理師コースを設定しており、心理支援の専門的な知識や技術を実践的な学びを通して修得することができます。

また、様々な心の問題で悩む人々を心理学の専門職として支援できる人材を養成し、医療・福祉・教育・産業・司法などの様々なフィールドで活躍できる心理職のプロフェッショナルを目指していきます。

今後も「公認心理師」についての最新情報をホームページ等で発信していきますので、是非ご期待ください。