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2018年度 公開講座の実施報告

2018年10月14日(日)に今年度の公開講座を大阪人間科学 庄屋学舎 OHSホールで開催しました。

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本学 田中 保和 学長からの開会の挨拶

18回目を迎える本公開講座は、「健康寿命をのばそう―メタボ・ロコモをやっつけよう-」をテーマに
本学理学療法学科の教員3名が講演及び実技を行いました。

まずはじめに、理学療法学科 奥教授から「健康寿命を伸ばそう」のテーマで講演が行われました。

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理学療法学科 教授 奥 壽郎

健康寿命、ロコモティブシンドロームの定義やボディマスインデックスの計算方法、高齢者特有の数字の解釈の仕方などをグラフ、図などを用いて解説しました。

続いて「メタボをやっつけよう」をテーマに、理学療法学科 田中助教が講演を行いました。
田中助教からは、これまでの科学的な実験データと赤と白という筋肉の種類が紹介され、具体的にメタボ予防のための運動について紹介しました。この運動には学生がモデルとして登場しました。

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理学療法学科 助教 田中 雅侑

続いて「ロコモをやっつけよう」をテーマに、理学療法学科 岡山助手が講演を行いました。
岡山助手からも運動がどれだけ大切なのかという科学的な裏付けの説明と、実際の筋肉トレーニング等を紹介しました。
参加者の方々は、熱心に運動に取り組まれていました。

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理学療法学科 助手 岡山 裕美

講演のあと、講師3名を中心としたシンポジウムが開かれました。
このシンポジウムでは、講演内容についての意見交換があり、会場からの様々な質問にお答えし、まとめとして「目標を持つことによって継続的に運動や体重管理に取り組んでいける」ことが示されました。
会場の皆さまの多くがうなずいておられました。

シンポジウムのあと、「せっつ健康長寿測定会について」ついて理学療法学科 廣瀬准教授から測定会の実施報告がありました。来年はぜひ参加したいという来場者の声が聞かれました。

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理学療法学科 准教授 廣瀬 浩昭

測定会当日は、摂津市の方を中心に100名の参加があり、熱心に話に耳を傾け、そして実際に自分のふくらはぎのサイズを確認したり、立ったり座ったりの運動も行いました。

参加者にご協力いただいたアンケートの結果からは、「具体的な話が多くよかった」「新しい知識を得ることができた」「健康寿命を伸ばしていきたいと思っています」「体操の大切さ知りました」「健康寿命を伸ばしQOLを高め、生き生きと人生を送るために努力していきたい」「目標を決めて運動しようと思いました」などの意見をいただきました。

今回の公開講座の開催にあたり、台風により延期になったにもかかわらずご参加くださった方々に感謝するとともに、今後も国際・地域交流委員会では地域の方に興味・関心をもっていただけるような公開講座の実施に努めていきたいと思います。