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*命をつなぐ* 『献血』&『AED講習会』実施報告

こんにちは、保健室です。

本格的に寒い毎日となりました。風邪やインフルエンザなどが流行する時季ですので、手洗い・うがい、規則正しい生活を心がけるなど、健康にはくれぐれもお気をつけください。

さて、保健室では健康で安全な学生生活のサポートの一環として11月27日に献血、12月13日にAED講習会を実施しましたので、その様子をご報告いたします。

11月27日(火)献血

大阪府赤十字血液センターの皆さまにお越しいただき、庄屋学舎で献血を実施しました。

冬の間は寒さの影響により全国的に献血者が減少することから、大阪府では毎年12月が「大阪府献血推進月間」となっています。

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献血は身近にあるボランティアのひとつです。また、血液検査の結果を知ることもでき、自身の健康管理にもつながりますね。

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参加者の中からは、「よく献血に行きます!」、「献血は初めてで、少し不安です・・・」など、様々な声が聞こえてきました。また、「献血したいけど、今日は時間がなくて・・・」と残念そうな表情の方もいましたね。参加してくれた皆さん、参加はできなくてもギリギリまで悩んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。

12月13日(木)AED講習会

摂津市消防署の皆さまにお越しいただき、正雀学舎でAED講習会を実施しました。

本学では、毎年AED講習会を開催し、AED(自動体外式除細動器)の使用方法と心肺蘇生法の実技を行っています。今年は、子ども保育学科、理学療法学科の学生、総勢34名が参加しました。

まず、消防署の方から胸骨圧迫・人工呼吸・AEDの一連の動きを教えていただきました。

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「心肺蘇生のテンポは『うさぎとかめ』の歌に合わせるといいですよ」

「押す力は胸が約5cm沈むくらい。単三電池くらいですね」と

分かりやすい例えを混ぜてくださって笑いもあり、和やかな雰囲気です。

さて、続いては学生の皆さんの番です。2人1組になって、順番に実技を行いました!

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前半組の皆さんは緊張しながら消防署の方の助言を受けつつ、一生懸命取り組んでいましたよ!

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そして、後半組は忘れやすいところや注意するべき点を見てきたので、消防署の方の助言なしです!しかし、とてもスムーズに進めていました!実際にやってみることも、見て学ぶこともどちらも大切ですね。

実技は行いませんでしたが、乳児と小児の心肺蘇生、AEDパッドの貼り方等も教えていただきました。子ども保育学科の学生が多かったこともあり、「なるほど~」「おぉ~!!」と喚声があがっていました!

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最後に、福祉施設や保育・教育現場にもAEDの設置が増えているというお話がありました。

自分の職場にAEDが設置してあるのに自分は使うことができず、患者様や利用者様、子どもを亡くしてしまったら?

使い方が分かりませんでした、という返答は許されますか?

もしくはそれが自分の家族だったら、あなたはその説明に納得できますか?

そのような問いを受けて、学生の皆さんは深く考えさせられていたようです。

今回の講習は実技に真剣に、そして質問も活発に出た、とても充実した講習会となりました。

消防署の方から「自主的に講習に参加されていて偉いですね」とお褒めの言葉をいただきました。

優しいだけでは対人援助のプロとしては足りません。正しい知識と技術が必要で、それが時に誰かの命を救うことになります。学生の皆さん、さらにまい進していきましょうね!

最後になりましたが、摂津市消防署のみなさま、貴重なお時間をありがとうございました!