野村ステイツ千里丘・新庄屋・北西部自治会と大阪人間科学大学理学療法学科との地域連携推進事業が始まりました。

令和元年5月18日土曜日、野村ステイツ千里丘・新庄屋・北西部自治会と大阪人間科学大学理学療法学科との地域連携事業として、 第1回目の健康寿命を伸ばすトレーニング講座が行われました。
この講座は、平成30年 10 月に大阪人間科学大学で開催された公開講座「健康寿命を伸ばそう ~メタボ・ロコモをやっつけよう~」をきっかけとして生まれたものです。つまり、公開講座を受講された野村ステイツ千里が丘自治会等から大学に相談があり、6回~7回の打ち合わせを経てこの春から開始されたというものです。
加齢による筋力の低下は、意識されにくく、気がついた時には、歩行などの活動量が減り、歩行速度が落ち、そのままにすると、転倒しやすくなるとか歩行困難になる危険性があります。そのようなことから講座は、このような問題に早めに対処し、予防するための持続的なトレーニング法を理学療法士と言う専門職の指導を受けながら、自治会という身近な場所で集まり一緒に行い、健康寿命を伸ばしていこうという趣旨のもとに、行われる大学との地域連携推進事業になります。
はじめに野村ステイツ千里丘自治会副会長さんのご挨拶、大阪人間科学大学国際地域交流委員会委員長の挨拶の後、理学療法学科奥先生の講義からスタートいたしました。
続いて5つのパートに分かれてそれぞれの身体状況を判定していきます。
身長・体重からボディマスインデックスを計算するコーナー。

立ち上がりや片足立ち上がりがどれくらいできるかを測るコーナー。

普段の歩くスピードや片足立ちがどれくらいできるかを測定するコーナー。

握力を測定するコーナー。

2ステップでどれだけ歩幅を伸ばすことができるかを測定するコーナーなどがありました。

これらを協力いただいているのは大阪人間科学大学理学療法学科の学生の皆さんです。
その後は奥先生と学生さんによるデモンストレーションにより5種類のトレーニングメニューが紹介されました。参加者の皆さまは、本当に熱心に取り組んでおられました。身近な場所で、多くの人と一緒にすることで、モチベーションも向上します。

参加者の皆さんはこれからそのメニューに基づいて自宅でトレーニングしていくことになります。
次の測定会に向けて皆さん意欲満々に頑張る決意をされていました。
大阪人間科学大学では地域に開かれた大学としてこのような地域との連携、地域福祉事業を推進していきたいと考えています。記:国際地域交流委員会