みなさん、学生テイカーとして活動している方がいるのをご存知ですか?
学生テイカーとは、聴覚障がいのある学生に、パソコンやノートを使って授業内容を伝える支援を行う学生です。
前期授業では、5科目7名の学生テイカーが授業支援を行いました。
後期からは3名の応募があり、現在、テイカーとして登録している学生は15名となりました。
そこで、学生支援センターでは、この夏休みに学生テイカー向けのスキルアップ講座と後期から活動を開始する新人テイカーの養成講座に加えて、テイカー同士の交流会イベントを行いました。
今回はその様子をご報告します。
まず、前期までに登録していた学生テイカーを対象に、パソコンやノートテイクの技術がより磨かれるようスキルアップと振り返りの講座を行いました。
これまでのテイクの経験を踏まえて、よかったところやこれから改善していきたいところなど、さまざまな思いを聞くことができました。


次に、後期から登録する新人テイカーの養成講座を行いました。
初めてのパソコンテイクにとまどいも見られましたが、実際に聴覚障がいのある学生の話が動画で流れる場面では、真剣な表情にこれからのテイクにかける意気込みが感じられました。

最後の新人テイカーを含めたテイカー同士の交流会では、先輩テイカーからは、「慣れるまで大変だったが、いつの間にかタイピングが早くなった」とか「要約する力がついた」という話やテイクのコツなどの経験談が語られました。また、新人テイカーから先輩テイカーへの質問もあり、あらたなチャレンジへの不安を解消するようすも伺えました。
テイカーにとってなによりの励みになるのは、聴覚障がいのある学生の「ありがとう」の言葉と感謝の気持ちとのことでした。


学生テイカーの活動に興味のある方は、学生支援センターまでご連絡ください。
いつでもお待ちしています♪
