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「L∞PIN'」学生活動紹介㉘

こんにちは。

L∞PIN'(ルーピン)こと社会貢献活動推進会議です。


今回は、不登校等の孤立傾向にある子どもたちを支援しているボランティア団体「クロッカス」代表の本田さんの活動をご紹介します。

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Q.ボランティアの内容について紹介してください。

クロッカスは不登校等の孤立傾向にある子どもたちが自信を付けて自らが進みたい道に向かって歩いていくことをサポートする為の活動を行う団体です。子どもだけでなく、その保護者、兄弟、友人の心配や不安を和らげる為にも活動を行っており、孤立傾向の子どもやその周りの人たちのサポートを目的とし、活動を行っています。具体的な活動は月2回の子どもの余暇活動、その内の一回はご家族の不安を吐露する座談会を開いています。



Q.ボランティアをやろうと考えたきっかけについて教えてください。

クロッカスの活動を始めたきっかけはメンバーによって様々です。子どもの居場所支援に関心があったことや、友人からの誘い、他者との交流で見える価値観を学びたいなど、様々なきっかけが沢山あり、今のクロッカスのメンバーが集まりました。中には組織の運営システムを学びたいなどという他の視点からの意欲もありました。



Q.ボランティアの中で楽しかったこと、大変だったことについて教えてください。

クロッカスの活動の中で自分たちが楽しいと思ったことは不登校の当事者や保護者と話すことで様々な世界を見たこと、正面から仲間同士でぶつかり合うこと、自分たちで企画を考えて実行に移そうとしていくことなど、たくさんの積み重ねがありました。
大変だったことはお互いのチームワークの取り方を考えたり、時にはボランティア団体としての組織の運営を深く考えたり、足並みを揃えることが難しかったりとありました。意見が食い違った時には喧嘩もたくさんしました。その中で何人かの仲間に気まずい想いや辛い想いをさせてしまうこともありましたが、それでも皆で一緒に前に進んできたと思います。



Q.ボランティアを通して成長したと思えたことについて教えてください。

この活動を続けてきた中でもメンバー達は、価値観の深まり、子どもとの関わり方について学んだ、組織の運営の学びに繋がった、自分の想いをハッキリと言うことが出来るようになった、仲間同士で足並みを揃えることの難しさを知った、不登校という問題の難しさについて学んだ等、たくさんの成長を実感しています。たくさん大変なことがあった分、たくさんの壁にぶつかってきました。クロッカスのメンバーは何があっても立ち止まらない心の強さを持っていると痛感しました。


Q.その他、伝えたいことがあれば教えてください。

個性に間違いはなく、何事も踏み出す勇気を持って学生の間にしかできない様々なことにチャレンジしてみてください。時には正義感と他者との交流の間の中で迷うこともあるかと思います。それでも自分にしか出来ないことが必ずある事を信じて自分としての学びに繋げてみてください。クロッカスに関心を持ってくれた方は、固い雰囲気では決してありませんので是非一度見学に来てください。


※現在は、新型コロナウィルスの影響で活動休止中です。
 活動再開については、クロッカス代表 本田さんに確認をお願いします。


もし、ボランティアに興味がある方がいましたら
下記メンバーにお声かけください。

【正雀学舎】中家(社会福祉学科)、中村(キャリアセンター課)、橋本(入試広報センター課)
【庄屋学舎】西山(学生支援センター)、黒田(教務課)、清水(学生課)
【C号館】  青木(言語聴覚学科)