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令和3年度 第1回社会貢献活動認証式 学生インタビュー

10月14日(木)に令和3年度 第1回社会貢献活動認証式が挙行されました。

今回、第1号として認証された人間科学部 子ども教育学科 4年次生の
景山萌香さんにインタビューを実施しました!!

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Q1.今回の認証を受けて率直な意見を聞かせてください。
A.ボランティアを継続してきてよかったと思いました!!

Q2.今回認証されたことで活動へのモチベーションは変わりましたか?
A.4年間取り組んできたことが「認証」という形となりとても嬉しいですし、モチベーションも上がりました。

Q3.社会貢献活動の認証に応募しようと考えたきっかけは何ですか?
A.在学中に子ども食堂の大学生ボランティアとして数年にわたり活動をし、
子どもたちや地域社会とのかかわりを多く持つことができたということを形として表そうと考えたからです。
また、今までも自分に自信をもってボランティアに携わってきましたが、
社会貢献活動の認証に応募することで「自分はここまで活動してきた」と
自分自身を振り返ることができると考えたからです。
もちろん、今後も子どもたちのため、地域社会のために積極的に活動していきます!!

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Q4.なぜボランティアを行おうと考えたのですか?
A.高校在学時にボランティア部に所属していて、高校近辺の保育所で保育の補助や高齢者施設との交流、
伊丹市内のイベントの運営等に携わっていました。また、ボランティア部での活動とは別に、
小学校の土曜学習教室の学習支援にも携わっていました。
大学に入学し、保育・幼児教育を専攻していますが、
伊丹市の子どもたちの遊びや学びを支援できる事業に携わりたいと考え、
子ども食堂の大学生ボランティアとして子どもたちの居場所づくりを考えていきたいと思いました。
もともと、「子ども食堂」という社会貢献活動は知っていて、
大学生で子ども食堂に携わることができれば子どもたちや地域の方々を継続してみることができると考えたことから、
子ども食堂の大学生ボランティアとして活動しようと決意しました。


Q5.コロナ禍での活動で大変だったところは何ですか?また去年の活動を通して工夫したところは何ですか?
A.コロナ禍、特に緊急事態宣言発令中は子ども食堂の運営自体がストップしてしまいました。
運営スタッフの方々の残念そうな表情を見ることがとても辛かったです。
子ども食堂の運営がストップしてしまうと、居場所や食事を必要としている子どもたちの保護者は困ってしまいます。
子ども食堂として、何かできることはないかと、コロナ禍前の子ども食堂とは違った取り組みを考えることが
大変だったように感じています。そこで、私は「子ども食堂という場所での団らんの食事は難しくても
お弁当を提供することで家族で温かな食事をすることができるはずです。
毎月協力団体から食材等の協力をいただいているご縁を大事にしていくためにも前向きに考えてほしい」と訴え、
「お弁当の提供」を運営スタッフの方々に向けてアイデアを出しました。
その結果、運営スタッフの方々からも賛成の意見を多くいただき、
緊急事態宣言発令中はお弁当の提供を実現することができました。
また、緊急事態宣言が解除されても世間はまだまだコロナ禍なので子ども食堂も規模を小さくしたり、
感染症対策を徹底したりと、何とか子どもたちや地域の居場所を作ろうと努めていました。

Q6.社会貢献活動のやりがいは何ですか?
A.何年も継続して子ども食堂に携わっていると、やはり子どもたちの成長を見られることが
子ども食堂のやりがいになります。初めて子ども食堂で出会った1年生の子どもたちは4年生になっています。
また、高学年だった子どもたちは中学生になっています。
子どもによっては習い事等で子ども食堂には来ることが難しくても、
街中で私を見つけたら「景山先生!」と声をかけてくれる子どももいます。
日頃から人との出会いを大切にはしていますが継続して子どもたちのことを見られることは嬉しいですし、
「子ども食堂に携わってよかった」「今後の子どもたちの成長が楽しみ」と感じることができます。
また、私はピアノを弾くことが得意なのでコロナ禍の子ども食堂では会場にあったピアノを借りて
子どもたちが好きな曲や流行の曲をよく弾いていました。子どもたちの喜ぶ顔をみていると、
「自分が得意なことで子どもたちが喜んでくれると嬉しい」と感じます。
そして、子ども食堂の運営スタッフの方々から「今月もありがとう」と
感謝されることもやりがいに繋がっています。

Q7.とてもエネルギッシュですね!!そのエネルギーはどこから湧いてきていますか?
A.常に周りの人に自分の思いを伝えようと心がけています!人と話すことが大好きで
人との関わり合いからエネルギーが湧いてきているのだと思います。

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Q8.とても前向きに社会貢献活動に取り組まれていますが振り返ってみてしんどいこと、
難しかったことをどう乗り越えていますか?
A.ボランティアに参加している中で、しんどいこと、難しいことはたくさんありました。
しかし、それで終わるのではなく、毎回振り返りを心がけています。
次に参加する時の目標を細かく定めて活動に参加するようにしています!!

Q9.社会貢献活動に興味のある在学生にひとことお願いします。

A.社会貢献活動には「やりたい」「頑張りたい」という意欲が大切だと私は思っています。
学生には活躍できる場が多くあると思います。学生のうちに多くの経験をしておくと、
一つひとつの経験が糧になります。自分の持つ能力と可能性を信じてください!!
「やりたい」「頑張りたい」という気持ちをいつまでも持ち続けてください。

Q10.最後に何か言い残したことはないですか?
A.認証制度を作っていただけて嬉しいです!!

以上、4年間の思いを熱く語ってくれた景山さんでした!
社会貢献活動を通して大変なことやしんどいこともたくさんあった中で
常に前向きにチャレンジしていく姿が印象的でした。

認証おめでとうございます!