3期生の6週間実習が無事終了しました。ご指導頂きました関係機関の先生方、本当に有難うございました。
また学生が一回り大きくなって帰ってきたように感じます。
現在の医療は、一人ひとりの患者さまの多様なニーズに応えるため、複数の専門家が患者さまの病状に応じてチームを組み、連携して治療にあたることが一般的になってきています。
この中で、我々言語聴覚士には言語機能や摂食機能に関する専門家としての意見が求められます。
本学言語聴覚専攻では、患者様の状態や評価内容を他の専門スタッフと共有するために必要なプレゼンテーション能力を様々な形でトレーニングしています。
今回の「症例報告会」もこのような教育の一環で行われました。

学生は自分が担当した患者さまの状態や検査の結果、問題点、治療目標、訓練プログラムなどを報告書にまとめ、同学年の友達や後輩、先生方の前で発表しました。


発表の後には、質疑応答の時間が設けられ、先生方から多くの質問があり、皆さん、苦戦しながらも冷静に自分の考えを説明していました。

4年次生になると、さらにステップアップした形で8週間の長期実習があります。次の実習に向けて、そしてチーム医療の一角を担う言語聴覚士を目指して、皆さん、さらなる成長を期待しています。