保健医療学部 言語聴覚学科からのお知らせ

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言語聴覚学科新入生のミニ入学宣誓式が挙行されました!


本学では新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、長らく学生の入校制限が出されていましたが、6月15日に解除され、ようやく対面授業が段階的に再開されました。

今年度の新入生に関しては、残念ながら入学宣誓式を行うことができていなかったため、言語聴覚学科ではFA演習の授業の中で学科のみのミニ入学宣誓式を企画しました。

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新入生の皆さん、改めてご入学おめでとうございます!
今日のこの日を心待ちにしていらした保護者の皆さま、直接ご挨拶させていただくことはできませんでしたが、心よりお祝い申し上げます。

ミニ入学宣誓式には学長、副学長も出席し、新入生に温かい歓迎の言葉が送られました。

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また、新入生の皆さんと会えることを心待ちにしていた言語聴覚学科の教員一同が出席し、一言ずつ歓迎の言葉を述べました。

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新入生はソーシャルディスタンスなど感染防止策が講じられる中、まだまだ緊張した様子で隣の同級生とも気軽に話すことはできませんでしたが、ようやく顔を合わせることができ、新学期を実感したのではないでしょうか。

大学では既にWeb授業が始まっていますが、我々教員も皆さんと顔を合わせ挨拶することができ、少し安心することができました。

これから全員が「言語聴覚士になる」という目標が達成できるように、学科一丸となって学んでいきましょう。

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また、在学生代表として医療心理学科 言語聴覚専攻(現 保健医療学部 言語聴覚学科)4年次生の米田遥菜さんが歓迎の言葉を述べました。

このような状況下で自分自身も将来に不安はあるが、状況に上手く適応し、今できることを精一杯取り組もうという熱いメッセージを送りました。

素晴らしい内容でしたので、最後に紹介させていただきますね。

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新入生 歓迎の言葉

新入生の皆さま、ご入学おめでとうございます。言語聴覚専攻4年次生の米田遥菜と申します。在学生を代表し、心よりお慶び申し上げます。皆さまの中には、4月から初めて一人暮らしをされている方やこれから始まる大学での学びに不安を感じておられる方も多いことでしょう。

しかし、この大学で共に学ぶすべての学生は、対人援助のプロフェッショナルを目指す仲間であり、将来「誰かの役に立ちたい」と本気で考える同志が集まっています。私自身も皆さまの上級生として、微力ながら応援したいと考えております。

私はこの4月から最後の臨床実習に臨む予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、残念ながら学外実習で学ぶことは叶いませんでした。そのため、現在の知識や技術で臨床に出てもよいのか、就職先はあるのか、就職した後にしっかり働くことができるのかなど、私自身も多くの不安を感じています。

ただ、この大学には親身になって応援してくださる先生方がたくさんおられ、このような状況下でも先生方はすぐにWeb授業や学内における代替実習、症例検討などの方法を考えてくださり、少しでも私たちの不安が軽くなるように尽力してくださっています。本日の入学宣誓式もまた、言語聴覚学科の先生方が新入生の皆さまのことを思ってご準備いただけたことだと思います。

私も先生方の姿を見て、ただ不安に思うだけでなく、この状況にうまく適応し、何ができるかを考え、今できる準備をしっかり行おうと思うようになりました。私に今できることは自宅でも可能な国家試験対策を計画的に取り組むこと、そして、来年2月の国家試験に合格し、言語聴覚士になることです。

このような状況下で、皆さまと大学で直接お会いし、お話しをしたり励まし合ったりする機会は少ないかもしれませんが、私が就職し、その病院に実習生として来ていただければ、本当に嬉しく思います。そして近い将来、同じ言語聴覚士として同じ大学で学んだ仲間と一緒に働ける日が来ることを心より願っております。

令和2年6月18日  在学生代表 米田遥菜