人間科学部 医療福祉学科 視能訓練専攻からのお知らせ

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視覚障がい者ガイドヘルパー養成研修~屋外編~

いよいよ学外に出ての実習。お天気に恵まれ何よりでした。

学舎を出て予定のルートをたどりますが、ガイドする側もされる側も、いつもの道がいつもとは違う...。

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いつも歩く道がこんなにデコボコで、狭かったのだと気が付きました。

何気ない歩行でさえ、視覚に支えられているから安全にできるのだとわかります。

信号のある横断歩道。笑顔でもちょっと緊張気味ですね。

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前日に練習した、溝をまたぐ際のガイドで電車に乗り込みます。

乗ります→乗りました、という声かけをしっかり行いました。

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学内にはエスカレーターがないため、初めてエスカレーターの実技となりました。

タイミングをはかり、ここでもはっきりと声かけをしてから乗ります。

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お昼ご飯の時間になりました。ここからはみんなアイマスク着用のルールです。

お店の前で入店できるか確認中。全員無言で固まっています。

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指導の先生が2~3名ずつをガイドして入店です。

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麺類や丼物はナシ。いわゆる定食をいただくのがルールです。

ワンプレートのランチは食べるのが難しかったですが、美味しかったです!

視覚障がい者の方にとっては、ひとつの器に一品盛り付けられているスタイルの方が触って確かめやすいので良い、ということも教えていただきました。勉強になりますね。

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再び電車に乗り、全員無事大学に戻ることができました。

白杖に気づいてご配慮くださった皆さま、ご協力くださったお店の方々、声をかけて励ましてくださった方、どうもありがとうございました。

最後に感想を述べあい、修了することができました。

患者さんに対応するときにも、今回学んだことを活かしてほしいと思いますし、ガイドとしての活躍にも期待します。

講師の先生方、本当にありがとうございました。