視能訓練専攻にとっては4年次生の国家試験が目前という、とても重要な時期になっています。
そんな中で、今回は少し違う話題をお届けします。
皆さんはアイバンクをご存知ですか?
学生の皆さんも、自分の意思で登録することができますよ。
知らないという方、名前だけ知っているという学生は、是非学内にあるリーフレットを持ち帰ってください。
眼の部分のうち、黒目をおおっている組織を角膜といいます。
コンタクトレンズを使う方は、レンズがのっているところ、というのがわかりやすいでしょうか。
角膜は本来透明です。写真は本学学生の健康な眼です。
濁った様子はありませんね。

角膜が病気などで濁ったり変形してしまったりすると、とても見えにくくなるのですが、
提供された角膜を移植することで、光を取り戻せる方もたくさんおられます。
多くの方が角膜移植を受けることができる日を待っておられますが、それに必要な角膜が足りません。
アイバンクは、角膜を提供するための登録を行うところです。
移植を待つ患者さんに、登録した人の角膜と提供の想いが届けられるように、架け橋の役目をされています。
視能訓練士を養成する専攻として、見える生活を取り戻す方が少しでも増えるよう、
アイバンクの啓発活動のお手伝いをしたいと考えています。
大阪アイバンク様より届けていただいたポスターを、学内でご覧ください。
そして、リーフレットをぜひ持ち帰って、まずはご家族やお友だちと
角膜をはじめとする臓器提供のことを考えるきっかけにもしてください。
【ここにあります!】
・庄屋学舎:1階事務室横、学生掲示板の奥

・正雀学舎:5号館1階、入口近くの通路
