人間科学部 社会福祉学科からのお知らせ

※この記事は、医療福祉学科 介護福祉専攻(2020年度から社会福祉学科へ移行)の当時のものです。

トピックス

地域の方と「衣服着脱の介助」を実践しました!

前期の授業もおよそ半分が過ぎました。
早いですね〜。

今回は、地域の方がモデル役として協力してくださった介護技術�Uの
「衣服着脱の介助」の授業風景を紹介します。

片麻痺がある方の衣服の着脱の介助は、普段の授業では学生同士でペアを組み
介護者役、利用者役を交代しながら進めています。

しかし、実習先でいざ利用者の方に対して実践すると
「普段の練習どおりにうまくいかなかった」や
「学生同士の練習は、どうしてもお互いに甘さがあったことに気付いた」
などの感想が出ていました。

そこで、摂津市内で活動をされている介護者家族の会の男女2名の方にお越しいただき
衣服着脱の介助のモデル役としてご協力いただきました。

学生は順番にモデル役の方の介助を行います。
「初対面なので緊張した」「モデル役の方への言葉がけが難しかった」など
学生同士の演習では体験できない学びがたくさんありました。

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「今から服を着替えていただきます」の言葉がけは見下ろすことなく、丁寧に

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麻痺側を支えながら介助をします。

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介護者役も腰を落として、ボディメカニクスで腰痛防止
※ボディメカニクス・・・力学的原理を活用した、介護をする側の身体的負担の軽減を目指す介護技術

今回参加した2年次生の学生たちは、今年の夏に2回目の実習に行きます。
きっと今回の体験が実習で役に立つことでしょう。
モデル役をしてくださった介護者家族の会のお2人、ありがとうございました。

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