大学からのお知らせ

トピックス

「L∞PIN'」学生活動紹介⑩

こんにちは。 L∞PIN'(ルーピン)こと社会貢献活動推進会議です( ^ω^ )

暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は、理学療法学科の2年次生 田中 大知さんの活動をご紹介します。


ケガからたくさんのことを教えてもらいました。

私は小学1年生から高校3年生まで12年間ラグビーをしていました。
中学3年生の時、ラグビー部の練習中に右膝前十字靭帯切断と半月板損傷という大ケガをしました。
治療のため入院した病院で、理学療法士の方に回復をサポートしていただき、そこで初めて「理学療法士」という仕事を知りました。その方は、自分の力で歩くことができるようになるまで親身になって支え続けてくださり、退院してからも私の様子を気にかけていただき、素敵なお仕事だと感動しました。そのことがきっかけで、私も人を支えられる人間になりたいと決意し、理学療法士を目指して大阪人間科学大学に入学しました。

tanaka1


tanaka
(高校時代のラグビー部での練習風景:田中さん 背番号16)


ボランティア活動を通して得られたもの

昨年の夏頃に高校時代のラグビー部の先輩に誘われて、1年次の夏から冬にかけて約半年間、中学校のラグビー部で部員を指導するボランティア活動に取り組みました。この活動から得られたものはたくさんありましたが、その中でも「教えることの難しさ」について強く体感しました。中学生にラグビーの指導をする時に、言葉だけではうまく伝わらないことがあり、自分の思いが相手に伝わらないときは、どうすれば良いか深く考えさせられました。
その時私は、自ら身体で表現して説明することを心がけたところ、少しずつ生徒たちの理解を得ることができ、徐々に達成感を得られるようになりました。また、生徒たちの成長や変化に気づく観察力も身に付けることができました。理学療法士は、患者さまの些細な変化に気づくことが求められます。この活動で培った観察力は、長期に渡って患者さまのリハビリテーションに携わる理学療法士を目指す上で活かしていきたいです。

tanaka2

今後について

ケガにより戦線を長期離脱したことは、私にとって大変辛い経験でした。回復に向かうまでに時間はかかりましたが、二人三脚で一緒にサポートしていただいた理学療法士の方には今でも感謝しています。私と同じようにケガで辛い経験をしている人は世の中にたくさんいて、その方々の気持ちは人一倍分かります。支えてもらうことで当時の自分が救われたように、次は私が支える立場の人になりたいです。また、ラグビーをやっていなければ、理学療法士という仕事を目指すこともなかったと思います。本学の理学療法学科では、JATAC認定アスレチックトレーナー資格を取得できるため、スポーツ障がいの予防と治療に関する技能を持つ、理想の理学療法士を目指せます。将来、理学療法士として患者さまの心に寄り添える優しさを身に付け、スポーツの現場でも活躍できる理学療法士になりたいです。

ボランティアやルーピンに興味があれば、下記メンバーにお声かけください。

【庄屋学舎】 山中(社会福祉学科)、平松(学生課 学生支援センター)、西山(学生課)、伴(教務課)

【正雀学舎】 山内(キャリアセンター課)、清水(入試広報センター課)

【C号館】 立本(医療福祉学科 視能訓練専攻)