こんにちは、ルーピンこと社会貢献活動推進会議です。
めっきり涼しくなり、お鍋が美味しい季節が近づいてきましたね(*´∀`)
さて、今回は医療福祉学科 介護福祉専攻2年次生の竹村 祥太さんをご紹介します!
ルーピン(以下、「ル」):竹村さんはどんな活動をしていますか?
竹村(以下、「竹」):これまで、先生に勧められて2種類のボランティアに参加しました。ひとつは、知的障がいの方がお祭りに参加する際に同行するボランティアです。もうひとつは、大山崎町社会福祉協議会が実施している「地域支え合い活動」です。
ル:なかなかバラエティに富んでいますね!
ではまず、お祭りボランティアからお聞きします。具体的にどのようなことをしましたか?
竹:実は、これが初めてのボランティア経験だったんです。先生の勧めもあったし、何か新しいことをしてみたいとも思っていたので、同じ専攻の友人と一緒に参加してみました。
ですが、会場に到着すると、動き回ったりとにぎやかな知的障がいの方がおられて、最初は「どうしよう!何をしたらいいんだろう?!」と不安になりました。その一方で、友人たちはどんどんその場に溶け込んでいくため、さらに焦りが出てきました。
そんなとき、職員の方がとある知的障がいの方を紹介してくださり、一緒に行動することになりました。何をしたらよいか分からないまま、あれこれお話しながらお祭りを回るなかで、自然と場になじむことができました。

ル:なるほど、「何かしなくちゃ!」ではなくて、自然体で飛び込むことで、きっと相手の方も安心して竹村さんとお祭りを楽しめたでしょうね。
竹:それまで、障がいのある方を街で見かけても、どこか自分には関係ないように思っていました。ですが、このボランティアに参加してみて、障がいがあろうとなかろうと関係ないんだと感じました。まさに「人それぞれ」だなって、ありきたりな感想ですけど。
ル:いえいえ、とても貴重な機会だと思います!ボランティアで価値観が変わることって、あると思います!
竹:それと、昼食の後に歯磨きのサポートをしたんですよ。職員の方が「竹村くんに磨いてもらって~」と声かけをされて、最終的に4~5名の方の歯磨きをお手伝いさせていただきました。初めてのことだったので、最初はどうやって磨いたらいいか方法も分からないなかで四苦八苦しながら頑張りました。さすがに3人目あたりからは慣れてきましたよ!(笑)
ル:それは貴重な経験ですね!(笑) たった1日ですけど、竹村さんにとっては大きなきっかけになったんですね。
さて、お次は「地域支え合い活動」について教えてください。どんなことをされましたか?
竹:地域住民の方々とともに、「大山崎町に住み続けるために何ができるのか」といったテーマで話し合いました。

「地域支え合い活動」にて、マイクを手に自己紹介する竹村さん
ル:住民の方はどのようなことを話しておられましたか?
竹:そうですね...、「道がデコボコしていて歩きにくい」とか「買い物をする場所が少ない」といった意見が出ていました。
皆さんの意見を聞いていると、普段生活していても気が付いていないことが多いということが分かりました。何気ないことでも、高齢者の方にとっては生活しづらさにつながるんだなって。それと、自分の住む地域でも、同じように困っている高齢者の方がいるかもしれないと考えるようになりました。
もっと地域のことを知っていたら改善策などについて話題が広がり、もっともっと話せただろうな...とその点は少し後悔しています。
ル:確かに、当たり前のことを疑うのは難しいですよね...。そういう意味では、常に疑問をもつことの重要性に気が付くことができたボランティア経験ではないでしょうか。
竹:確かにそうですね。
それと、ボランティアではないんですけど、課外活動に近いもので言えば、昨年レクリエーション・インストラクターの資格取得講習会に参加したのも良い機会でした!
ル:おおっ!レクですか! それは何のきっかけで参加されたんですか?
竹:レクリエーションスキルがあれば、施設などで働く際に役立つのではないかと考えて参加しました。
この講習会は本学の教員が主導して開催しており、社会福祉学科や子ども保育学科の学生と一緒にレクリエーションの内容を考えました。レクって、参加するのは楽しいんですけど、運営側であれこれ内容を考えるのは大変ですね...(笑) でも、チームで考えたりレクに取り組むなかで、少し苦手意識のあったコミュニケーションに自信がついてきました!

レクリエーション・インストラクター講習会の合宿を終え、ピースをする竹村さん(前列右から2番目)
ル:良いですねえ。では最後に、将来どんな人になりたいか教えてください。
竹:誰にでも信頼される介護福祉士になりたいです。安心した介護を提供し、ご家族にも安心感を与えられるようになるため、特に「介護技術」の授業ではすべての技術を身に付けたいと考えています。
ボランティアは、それまで知らなかったことを知るための、一番の近道だと思います。これからも様々な活動に参加して、たくさん学びたいと思います。
ル:竹村さん、ありがとうございました!応援しています!
<編集後記>
穏やかな人柄のなかに熱い想いを秘めた竹村さん、これからも夢に向かって頑張ってくださいね!
ルーピンでは、課外活動に参加している学生たちをどんどん紹介していきます。
また、「ボランティアに行ってみたいけれどどんな活動があるのか分からない」「何から調べたら良いか分からない」という方は、以下の窓口にて情報提供させていただきますので、お気軽にお立ち寄りください(^^)
【庄屋学舎】山中(社会福祉学科)、伴(教務課)、西山(学生課)、平松(学生支援センター)
【正雀学舎】山内(キャリアセンター課)、清水(入試広報センター課)
【C号館】立本(医療福祉学科 視能訓練専攻)