みなさん、お元気ですか~? (^^)/
毎度おなじみ、子ども教育学科(2021年4月 子ども保育学科から名称変更予定)の Peggy でございます☆
さて、本日はこの春休み期間中に行われた集中講義、「保育と子ども学」についてお話しします (#^.^#)

大学の授業は原則として、前期か後期で週1回、合計15回(あるいは1年間で30回)の授業が行われるのですが、
授業によっては、夏休みや春休みなどの数日間で15回分の授業を行う、「集中講義」というものがあります。
子ども教育学科では、毎年2月中旬ごろ、3年次生を対象とした「保育と子ども学」の集中講義が行われています。

例年は、遠足(保育実践の場では『園外保育』とも言います)に
子どもたちを連れて行くための計画をたて、
その計画に基づき、先生役と園児役に分かれて、実際に遠足に行く。。。。
というアクティブ・ラーニングを重視した授業を行っています。

昨年まではこのように、グループワークを行い。。。

実際に遠足に行ったうえで、振り返りを行うという授業を行っていたのですが
(上記3枚の写真はすべて平成28年度の写真です)、
今年はコロナ禍による緊急事態宣言と重なってしまい、
すべての授業がオンラインとなってしまいました。。。
当然のことながら、このようなグループワークも遠足も不可能に。。。(T_T)
しか~し!!

できないことばかりに目を向けていても始まりません!
すべてがオンラインになったのであれば、それを逆手にとって、
今後保育者・教育者にも必要となるICTスキルを磨くチャンスにしてしまおうというのが、
子ども教育学科の前向きなところ!

そこで今年は、オンラインの職員会議と保護者向けの遠足説明会を行う、という設定で
遠足に行くための計画案と説明会用の資料を作成し、実際にオンライン上での発表を行いました。

まずはリモート会議で、同僚の先生方(発表者以外の学生です)に遠足のねらいや、当日の計画を説明します。
しっかり画面も共有できていますね。なかなかのものです。

続いて、保護者説明会のプレゼンテーション。
画面の向こうに保護者がいることをイメージしながら、
「見やすさ」や「分かりやすさ」を意識します。

例えば、手書きのしおりをプレゼンテーションに組み込んだり、
写真などを効果的に取り入れるなど、
各グループが創意工夫を凝らした発表をしていました☆

学生にとっては、
『遠足だからといって遠くへ行くのではなく、遠足へ行くことによって子どもたちが
何を学べるのかということを理解し、考えることも必要だと感じました』
『「自分が計画する立場」「計画に参加する同僚」「保護者」の3つの視点で園外保育の計画を感じ
ることができ、多くの視点が必要だと学ぶことが出来ました』
など、様々な気づきを得る機会となったようです。

でもね、本当は実際にみんなで遠足に行くことができるようになるのが一番。
一日も早く、このような笑顔で学外授業ができる日が来ますように☆
(写真は平成29年度の授業のものです)