人間科学部 子ども教育学科からのお知らせ

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小学校教諭養成課程(小学校教諭コース)の近況報告②

こんにちは!子ども教育学科のyokojoyです(^^)お久しぶりです。

新年度が始まりました。入学宣誓式を終え、1年次生たちが緊張しながら教室に入っていく姿が初々しく、応援したい気持ちでいっぱいになっています。

本学科は、確固たる基礎基本に基づき、自分の保育・教育を創造し続け、語れるプロフェッショナルを育てる次のステージとして、4月から「子ども教育学科」としてのスタートを切りました。今年度も、子ども教育学科の魅力をブログなどを通じてお伝えしていきますので、楽しみにしていて下さいね!

さて今回は、小学校教諭を目指す2年次生たちが、ロボットを動かしてみることでプログラミングについて学ぶ様子をリポートしたいと思います。学生たちは、プログラミングを体験するのは初めてです。では、少し覗いてみましょう!

なにやら赤や青などの四角いタイルが並んだマットがありますね。そのうえに白いキューブが置かれています。学生たちは、⬆や➜の矢印が書かれたマットに手を伸ばしていますが、何をしているのでしょう。

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実は、キューブを「赤青黄、通れ」という司令通りに動かすためにはどう命令を出したらいいかを考えているところなんです。例えば「前・前・右・左」というように、動いてほしい道筋を想定して、⬆や➜の矢印をマット上のキューブに命令を読み込ませます。そうすると、色付きのマット上のキューブがその命令どおりに動きます。

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キューブの進む道をイメージしながら命令を出してみますが、あれ?違った!ということも。そこが面白いところで、自然とプログラミングに興味を持つきっかけになりました。この経験を活かして、次は、別のゲームにチャレンジしました。

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今度は、絵本の中のロボットが、スタートからゴールに向かって移動します。命令カードを並べて、ロボットにプログラムを読み込ませます。ここでもプログラミングの基本が身についているかが試されます。

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同じカードが並んでいたら繰り返しのカードに置き換えたり、条件をつけて結果の行動を変えることができることも学びます。

こうしてプログラムの原理を知ることで、意外と身近なところにプログラミングが仕組まれていることにも気がつきます。信号機やスマートフォンなどもそのうちの一つですが、私たちが普段何気なく行っている生活の中の動作も、実はプログラミングで表すことができるんです。

学生たちは、自分が小学生のときには学んだことのないプログラミングを教える立場になっていきます。知らない、できないではなく、やってみて、失敗してみて面白さを実感し、何が大切なのかを理解して、子どもの学びにつなげるための方法や内容を探っていく。

この経験を通じて、プログラミング教育のねらいや教材化するための発想力を磨くことの重要性を学んだようです。

子ども教育学科では、子どもの未来を創造する専門職を育成することをめざし、アート教育やICT活用教育にも力を入れています。

オープンキャンパスでは、今回ご紹介したプログラミング教育の教材を実際にさわっていただくことができます。ご興味のある方は、子ども教育学科の体験ブースにもぜひお越しくださいね!