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「オンラインひきこもり家族教室」を開催しました

去る9月14日に、大阪人間科学大学心理・教育相談センターでは、「ひきこもり」でお困りのご家族を対象にひきこもりについて学ぶ講座を開催しました。

オンライン形式で、無料でご参加いただける講座を開催したところ、40名の申し込みがありました。講座は本学専任講師の岩田光宏(公認心理師)が担当しました。

ひきこもり状態が続くと、本人だけでなく家族も悩み心理支援を必要とする場合が少なくありません。実際に、ひきこもりの親として「本人が元気になるにはどのような声掛けがよいのか」などの質問が寄せられました。

講座のなかでは、「なぜひきこもりが長期化するのか?」「ひきこもりからのリハビリとは?」などについて解説した後、参加者の質問にひとつひとつお答えしました。

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参加者からは次のような感想をいただきました。


・これまで自分が親としてやってきたことについて、方向性としては良かったんだと思えました。がんばってきた自分を褒めたくなりました。
・今までの言い方では、ひきこもりの子どもにうるさがられていたのだとわかりました。今後はカウンセリングを受けたいです。
・コロナ禍だからこそのオンライン形式だったと思いますが、参加の裾野を広げてもらえて助かりました。
・次の機会があれば具体的な質問をしたいと思いました。

また、申し込み時に「講座に参加したいけれど都合がつかない」という声が多かったため、講座のライブ配信に加えて見逃し配信も行ったところ、たくさんの方にご参加いただくことができました。コロナ禍のなかで、初めてのオンライン方式での講座開催でしたが、参加者のお住いの地域や他のご予定に囚われずご参加いただく機会になりました。

公認心理師は、心理支援を専門的に提供する唯一の国家資格であり、「心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供」がその業務として定められています。公認心理師の養成カリキュラムを持つ本学では、今後も多様な心理支援の実践を通じて地域貢献に努めて参ります。

なお、講座の「見逃し配信動画」(YouTube動画)は10月11日まで視聴できます。動画の視聴を希望される場合は、下記の専用サイトからお申込みください。

「オンラインひきこもり家族教室」お申込み専用サイト

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