保健医療学部 言語聴覚学科からのお知らせ

※この記事は、医療心理学科 言語聴覚専攻(2020年度から保健医療学部 言語聴覚学科へ移行)の当時のものです。

トピックス

幼稚園の聴力検査をお手伝いしました!

5月16日、23日、6月13日の3日間にわたって、かおり幼稚園の園児97名の聴力検査を行いました。言語聴覚士を目指す学生にとって聴力検査は必須のスキルであり、とても良い経験となりました。

検査日を迎える前に、学生は役割分担を決め、何度もシミュレーションを行ってきました。

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みんなの合言葉は「子どもたちがお昼ご飯に間に合うように!」です。

幼稚園からバスで到着後、1時間30分以内に30数名の聴力検査を実施し、お昼ごはんに間に合うように幼稚園へお送りするというミッションでした。

バス到着!!学生の間に緊張が走ります!

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到着後、まずは全体オリエンテーションを実施!

「みんなのお耳はどこかな?」「ピッピッピッと音が聞こえたら、ハーイと手をあげて教えてね」と園児にも分かりやすく検査の説明を行います。

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検査直前にも再確認!

待ち時間(遊んでいる間)に忘れてしまう子もいるので、再度検査のやり方を確認します。

年少組の子どもたちにとって、このタイプの聴力検査は初めての経験ですね。

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検査、本番!緊張して固まる子どもたち・・・

「大丈夫だよ」と言いながら、大学のお姉さんも同じくらい緊張しています!

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検査室に入るだけで泣いてしまう子もいましたが、園の先生たちの協力もあり、なんとか無事全員の検査を行うことができました。

みんな「ハーイ!聴こえた!」と上手にできていましたよ!

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言語聴覚士の仕事は、検査の結果をきちんと報告書にまとめ、報告するところまでです。

多少、机の上が汚いのが気になりますが、何度も大学のレポートで練習している甲斐もあり、しっかりとした報告書を短時間で作成することができました。

今後もかおり幼稚園をはじめ、地域の関係機関と連携しながら、共に学び成長できればと思います。