朝夕肌寒くなり、山々の木々も紅葉し、秋の深まりを感じる季節になりました。

秋は読書の秋、スポーツの秋、収穫の秋など色々な秋に表現されますが、やはり、秋といえば「勉強の秋」でしょう。

言語聴覚専攻では、今年初の試みとして、「人体の解剖・生理　教材展」を企画しました。

教材作りを行ったのは専攻の1年次生～3年次生です。

教材作成に細かい条件はなく、日頃、座学で学び、興味を持っている分野（聴覚・摂食嚥下・言語発達・音声など）について各自で製作し、素材も自由という、小学生の「夏休みの自由研究」の発想と同じです。

課題を提示した時の反応は様々でしたが、アイデアに溢れた作品が揃いました。また、今回は優秀作品には副賞があることを伝えていたためか、力の入った作品ばかりでした。

ちなみに、受賞名は「学長賞」、「副学長賞」、「学科長賞」、専攻教員各賞、C号館事務室賞、学生達が選ぶ「学生賞」です。

選考は後期開始直前に行いました。先輩、後輩の作品にお互いが刺激を受けながら、作り方や操作の方法などを聞いていました。

同じ日に田中学長、山岸副学長にも作品を選んでいただきました。

今回、優秀作品に選ばれた作品は大学祭に展示し、多くの方に観ていただくことができました。足を止めて、じっくりと眺めてくださる方もいらっしゃいました。

応募総数約100点から選ばれた受賞者です。

各賞の授賞式は専攻の2学年合同で行い、教員から副賞を受け取り、クラスメートからの盛大な拍手に包まれていました。

惜しくも受賞を逃してしまった学生達も含め、創造する力が無限な学生達に感動しました！

達成感や充実感が得られる実りの多い秋となりますように。