心理学を学ぶ学生は通常、前期授業の終わり頃から夏休みにかけて、卒業論文作成のための調査やインタビューのために大学に来て取り組む時期になります。
しかしながら、今年度は新型コロナウイルス感染予防の影響があり、登校しても調査対象の学生が大学におらず、これまでのように気軽に大学に来て協力をお願いするということができません。そこであれこれ工夫を行っています。

堤ゼミの4年次生の中西さんと竹森さんは早い時期から話し合い、共同企画でWeb上での調査に取り組んでいます。たくさんの学生が協力してくれて、今はデータ処理と分析を堤先生と研究室で行っています。
そこに少しお邪魔して中西さんにインタビューをしました。(竹森さんは本日は自宅研究中ということで残念なことに会えませんでした)

卒業論文のテーマは「レジリエンス」ということで、「ストレスがかかったときにうまく適応できる能力が高い人は、学習面や対人関係面に影響が出るほどゲームに没頭してしまう人は少ない」などの仮説を立てて調査を行ったということです。
現在、調査結果を様々な角度から検証中ということでした。どんな卒業論文に仕上がるか楽しみです。中西さんは大学院にも進学して公認心理師を目指すということでした。
友達たちと一緒に集まって対面で作成出来ない分、中西さんたちのストレスが心配ですが、研究の成果を自分たちのストレスマネジメントとしてもつなげていけるといいですね。
