去る8月21日に、摂津市社会福祉協議会にて開催された「DVD『ひきこもりからの回復』上映会」に本学心理学部専任講師の岩田光宏（公認心理師）がゲストとして参加しました。

本イベントは、「ひきこもり」についての理解を深めることを目的としてNHKが作成した映像を視聴するものでした。ウイルス感染予防に配慮して、午前・午後の2回に分けて実施され、ひきこもり状態の人を支える親、民生委員、支援者など延べ29人が参加しました。

DVD視聴の後に質疑応答の時間となり、参加者からの質問に岩田が回答しました。ひきこもり状態の人への関わり方など、参加者からの質問に対して心理支援の視点からお答えしました。公認心理師を目指している本学の大学院生3名も参加し、地域における心理支援の実際を学ぶことができました。

公認心理師は、国民のこころの健康の維持増進に寄与する国家資格です。心理カウンセリングだけでなく、地域コミュニティに対する心理支援も重要な業務のひとつです。本学は摂津市にある唯一の大学であり、公認心理師の養成カリキュラムを持っています。今後も、地域の方々への心理支援に、積極的に取り組んで参ります。

なお、会の様子は摂津市社会福祉協議会が発行している「せっつ社協ニュース 第128号」に掲載されました。