心理学部 心理学科からのお知らせ

トピックス

公認心理師を目指す学生同士の支え合い(ピアサポート)活動が続いています

10月26日の「トピックス」記事でもお伝えしていましたが、本学では「公認心理師を目指している学生によるピアサポート活動」に取り組んでいます。

ピアサポートとは、仲間同士による支え合いの活動のことです。心理学を専攻した学生がこれから公認心理師として働いていくためには、個人のスキルアップだけでなく、仲間同士の支え合いが重要になります。

そのための具体的な取り組みとして、大学院生の先輩が、公認心理師を目指す学部生の後輩の悩みや質問に答えるピアサポート活動を実施しています。

去る12月9日には、第2回のイベント「学部生のギモンに大学院生が答える会」が開催されました!

今回も、学部生から寄せられた進路や実習の悩みに対して、現役の大学院生が「大学院での生活とは」「私は進路をこう決めた」「私の大学院試験対策」「大学院での心理実習の体験談」などについて話をしました。

約60分の全体会に引き続き、個別相談会も実施しました。個別相談会は、アクリルパネルを使うなど、感染予防対策を徹底した「個別相談ブース」で行われました。そこに参加した学部生は、個人的でより具体的な質問をして、大学院生との交流を深めていました。

参加した学部生からは、
「知りたいけどなかなか知ることができない、実体験を踏まえた話を聞くことができた」
「大学院試験の詳しい情報や、大学院生のみなさんの過ごし方を聞くことができたので、とてもよかったです」
「大学院についてぼんやりとした感じだったことが、生活や実習のことを聴けて、はっきりとした」
などの感想が聞かれました。

今回も、公認心理師という同じ目標を持って学び合う仲間同士の交流が深まるきっかけになったようです。

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こうした取り組みは、心理学部と大学院の教育を一体的に行っている本学の利点を生かした取り組みと言えます。

本学には公認心理師の受験資格が得られるカリキュラムがありますが、資格取得はあくまで専門職としての最初の一歩に過ぎません。その後に実際の支援現場で長く活躍していくためには、大学や大学院で学んだ仲間との繋がりのなかで、支え合う機会が続いていくことが大切です。

コロナ禍で学生同士の交流も制限されてしまいがちですが、今後もこうした機会を積極的に応援することで、学生の仲間づくりを大切に見守っていきたいと思います。

なお、本学の「心理・教育相談センター」ではTwitterを使って心理支援やひきこもり支援に関する情報を発信しております。ご興味のある方はぜひフォローをお願いします。

https://twitter.com/ohs_shinrisodan

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