布施北高2年生の生徒さんたちが本学に団体見学に来られ
介護福祉専攻の体験授業に参加されました。
今回の体験授業は、水谷先生による「持ち上げない介護」というテーマでした。
本専攻の4年次生4名も授業のお手伝いをしました。

ベッドに寝ている背の高い男子学生を横向きにさせるにはどうする?

まずは、男子高校生が二人がかりで。
「うーん、重たいね。どうする?」

「体を小さくまとめた方がいいよ」と4年次生。

ひざを倒せば、上半身もついてくるので楽に横向きにできます。

次は、この「スライディングシート」を使用。
シートの上で体が滑ります。

スライディングシートを使えば、誰でも小さな力で、ベッドの上で体を左右や上下に動かすことができます。
高校生もラクラク!!

ベッド上で体の位置を動かす時、体を無理に持ち上げたり引っ張ったりすると
ベッドに寝ている人に"圧迫力"や"ずれ力"を与えます。
また、介助する側にとっても体力的に大きな負担になります。
最近は人の力だけに頼る働き方を変えるために、介護の現場でも積極的にスライディングシートなどが取り入れられてきています。
欧米では一般的になりつつあるという「持ち上げない介護」は、介護福祉士の腰痛予防にもなり
利用者さんも安心して介護を受けることができます。
興味がある方は、ぜひ本学のオープンキャンパスで
この「持ち上げない介護」を体験してみてください!!
皆さんのお越しをお待ちしています!