10月21日、認知症の人と街を走るRUN伴(ラントモ)のイベントが行われました。
RUN伴は、認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら
北海道から沖縄まで一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベントです。
今年は摂津市内で実行委員会を作り、初めて摂津市内をオレンジ色のTシャツを着て走りました(オレンジ色は認知症の人を応援する色です)。

当日は、朝から台風前の雨(T_T)。
グループホーム 摂津ひかりの家を9:30に出発し、摂津市役所、摂津市社会福祉協議会をまわり
約40人が本学 大学祭の会場のゴールまでひたすら雨の中を濡れながら走りました。

本学 介護福祉専攻の学生たちも摂津市役所からの約2キロを認知症の人や支援者と共に頑張って走りました。



学内では大学祭模擬店のワッフルや飲み物をいただき、休憩。


その後、本学 言語聴覚専攻の1年次生(陸上部のホープです!)を含め
6名が最終ゴールの扇町公園(大阪市北区)をめざして出発。
また雨の中をひたすら2時間走りました。
摂津市内からは、20名が車や電車で扇町公園まで出かけ、ゴールを見届けました。

「走りたい」という一人の認知症の人の言葉から生まれたこのイベント。
今では多くの認知症の人たちがこのイベントに参加しています。
「みんなと一緒に走ることができてよかった」「久しぶりにこんなに走った」「充実感でいっぱいです」
認知症の人たちのこんな思いに共感するイベント。
来年はあなたもぜひご一緒に!!