本学 医療福祉学科 介護福祉専攻 2年次生と教員で、神戸にある「エレガーノ甲南」で行われた「餅つき大会」に参加しました。
「エレガーノ甲南」は、本学と連携協定を結んでいるスミリンケアライフ株式会社の有料老人ホームです。

杵と臼で餅をついた経験がある学生はほんの一握りしかおらず、ついた餅を小餅に丸める作業もしたことがない学生がほとんどで、ほぼ全員が未体験の行事でした。
施設の職員の方に教えていただきながら、見よう見まねで行いました。
年配の方が軽々とついている杵も、やってみるとなかなか重いものでした。


「餅って、くっつくんや!」と、最初はなかなか苦戦しました。
みんな真剣です。

しかし、1臼、2臼つくうちにコツをつかんで、ベテランの方にも褒めてもらえるほど見事な餅がつけるようになりました。

学生がつくと、あっという間に滑らかな餅がつきあがるまでになりました。
コツをつかんだ学生の迫力に、見てくださっている方々から歓声が上がります。
若い力を惜しみなく発揮してきました。

ついた餅を丸めるやり方も、有料老人ホームの入居者の方に教えていただきました。
「私はここに10年以上住んでいるのよ」と教えてくださる方、「餅つきは毎年やっているからね」と
小餅の上手な丸め方を教えてくださる方、いろいろなお話を聞きながら、楽しく小餅作りにチャレンジしました。

かわいい小餅ができました!

餅つき会場に車椅子の方をお連れするお手伝いもさせていただきました。
会場に入ってからは、ゆっくりお話をお聞きすることもできました。

実習でお世話になったことのある特別養護老人ホームや障がい者施設とは全く違う雰囲気の有料老人ホームに
最初こそドキドキしていましたが「みんなが来てくれて楽しかったわ」「また来年も来てくださいね」と口々に言っていただき
思わず「また来年も来たい!」と、何人もの口から漏れた餅つき大会でした。

餅つきの後、私たちも大根おろし餅や大福、きな粉餅などをごちそうになりました。
つきたての餅は柔らかく、とてもきめが細かくおいしかったです。

とても楽しい餅つきを体験させていただきました。
一緒に餅つきに参加しながら、知らないことをいろいろ教えていただきました。
ありがとうございました。