人間科学部 社会福祉学科からのお知らせ

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社会福祉学科の学生の地域での活躍

社会福祉学科3年次生の纐纈 健仁さんが、地元である豊中市民民分館50周年記念式典におけるパネルディスカッションに、パネラーとして登壇しました。

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千里中央にあるひがしまち街角広場はいわゆるコミュニティカフェの先駆的事例で2001年にスタートされています。
コミュニティカフェの活動は全国でたくさん行われていますが、近年は、その存在意義や存続、運営に関する悩みを抱えているところも多々あり、纐纈さんのようにコミュニティカフェのスタートと同時にカフェで育った子どもが大学生になって、次の世代の子どもの課題に関心をもって話している光景は、大きな希望となったと言われています。
(街角広場そのものは、千里ニュータウンの再開発により閉鎖が決まり、移転予定。)

学内でも「てふてふ」という団体を有志のメンバーで立ち上げ、子どもや地域に関わる活動に熱心に取り組んでいる、纐纈さんに話を聞いてみました。

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私が豊中市公民分館50周年式典に出ることになったきっかけは、自分が生まれ育った地域住民の憩いの場である「街角広場」がまちづくりのモデルとなっているという事を知り、自分が生まれ育った地域が何故日本のまちづくりのモデルになっているのかを知りたいと思い、小さい頃から通っていた「街角広場」へ行き、そこに関わる色々な人から話を聞いているうちに、この地域について、若者の視点から地域に住んでいる方々に発信して欲しいと言うお話をいただいたことです。

社会福祉学科で福祉を学んでいて、この地域を調べて感じた事は、若者がなかなか自分の地域に関心をもたないという事です。私の地域は非常に特殊で、住民の意見がまちづくりにそのまま繁栄されます。
私より年上の方々は、自分たちの住みやすい地域を自分たちで考え作り上げてきました。しかし、それが上手く世代交代できておらず、地域に関心を持ってくれない若者が多く、この地域も少子高齢化に伴い、若者自体が少なくなってきました。

これから、少しでも若い世代の方々が地域活動に興味を持つよう、様々な活動を自分から発信できたらと考えています。

↑ここまで

当日の様子は、豊中市のディスカバー千里という団体のホームページにもアップされています。
ぜひご覧ください!詳細はコチラ