人間科学部 社会福祉学科からのお知らせ

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「相談援助演習Ⅰ」疑似体験(高齢者)

社会福祉学科では3密に配慮しながら、万全な感染症対策のもとで学びを進めています。まだ顔を合わせて数回という皆さん方...。まだまだお互いに探り探りの状態といった感じですが...。

さて、本学科の「相談援助演習Ⅰ」では、授業で疑似体験を取り入れています。車いす体験やアイマスク、高齢者体験キットを使った体験を通して、普段の生活との違い、行動のしづらさなどについて知り、そこから自分なりの考えを深めてもらうことをねらいとしています。今回は、高齢者体験キットを使った疑似体験の様子を紹介します。
(※キットは都度消毒を行い、換気が十分な環境で授業を実施しています

各グループ3名程度に分かれ、教室を離れて体験をしました。あいにくの雨でしたので、今回は、学舎内での体験となりました。

階段を上るのが、とても辛そうですね。おもりの入ったスリッパなので、歩くのが大変なようです。

ひじあてを付けているので腕が曲げにくく、字を書くにも一苦労...。このあと、席を立って校舎内を移動します。

こちらの学生は、今からエレベーターで上の階へ。
では、行ってきます!

体験が終わった後は、今日の振り返りをグループごとに行います。
「高齢者疑似体験というものをして、何よりもまず大変だった」
「首や腰もだが、個人的には視界が狭まったりぼやけたりするのが一番辛かった」
などの感想が出ました。

グループごとの振り返りで出された意見をホワイトボードに書いて発表し、みんなで共有しました。
「ほかのグループの意見をいろいろ聞いて、どれも納得できるもので、とても勉強になりました」
「ペアの人と協力したり、仲良くできて勉強もでき、楽しかったです」
体験を伴う授業だからこその学びが得られたようです。

このような体験を通した学びを重ね、皆さんに信頼される対人援助職を目指して下さい!