心理職初の国家資格「公認心理師」が誕生（平成27年9月、国会で可決、成立）し、心理系の資格として注目が高まる中、
本学では、いち早くこの「公認心理師」の国家資格取得を目指せるカリキュラムを設定します。

これに伴い、高等学校の先生方を対象とした『公認心理師説明会』を開催しました。

まずは、原田副学長の開会あいさつから、説明会スタートです！

第1部では、「心理職初の国家資格『公認心理師』とは」をテーマに、
日本心理研修センター理事で、本学の医療心理学科 臨床発達心理専攻の宮脇教授から、
公認心理師資格の誕生に関わる、四半世紀にも及ぶ活動について熱い説明がありました。

そして、第1部が終わった後は当日限定のカフェラウンジにて、ほっと一息休憩タイムです♪

第2部「心理学系統志望者への進路指導～公認心理師誕生で何が変わるか～」では、
外部講師としてベネッセグループ 株式会社進研アド 大阪支社長の小森様を招いて、
公認心理師設置の背景、公認心理師設置によって考えられる心理職の「働き方」や「学び方」の変化、
そして、それらによる専門領域の拡大等により、今後、高等学校での進路指導がどのように変化していくと考えられるのかを、
具体的に分かりやすくご説明いただき、来学された高等学校の先生方からも大好評でした！

講演会終了後は個別相談コーナーを設け、質問タイムです。
皆さん熱心に質問をしていただきました！

本学では、平成30年4月から医療心理学科 臨床発達心理専攻、健康心理学科の両学科で「公認心理師コース」を開設します。
さらに、大学院においても国家試験受験資格の取得に対応し、カウンセリングやセラピーなど、
心理支援の専門的な知識や技術を実践的な学びを通して修得し、様々な心の問題で悩む現代人を心理学の専門職として支援できる人材を養成していきます。

半世紀を超えて医療関連領域の専門職として活動してきた心理職が、国家資格創設によって、
医療・福祉・教育・産業・司法などの様々なフィールドで心理のプロフェッショナルとしてますます活躍すると考えられています。

本学では、今後も「公認心理師」についての最新の情報をホームページ等で発信していきますので、是非ご期待ください。