年頭所感　平成29年（2017年）

あけましておめでとうございます。
年の初めに当たりまして一言ご挨拶申し上げます。

今年のお正月三が日はまずまずのお天気で、良きスタートというわけですが、お天気はともかく、世界の情勢を見ていますと、昨年の各地の選挙の結果や、相変わらずのテロの頻発、日本のことを見れば、地震等の災害、さまざまな凶悪の事件、社会問題と、今年こそは穏やかな年であって欲しいと一方で願いますが、他方では、社会に目を向けてしっかりと考えていく必要があるように思われます。

大学に関しましては、本年は日本高等教育評価機構の認証評価を受審する年であります。現在着々と準備を進めているところですが、認証評価のこともあり、本年は原点に立ち返るということをみなさんとともに確認し、スローガンにしたいと考えます。

「学園の建学の精神“敬・信・愛”を継承し、自立と共生の心を培う人間教育を行う」という本学の「教育理念」を再確認し、「しっかりと勉強する事が求められる」が、「成長を実感」し、卒業時に「結果を得ることができる」大学という新・中期計画の目標を着実に達成していく、このことがさらに入学定員の確保にもつながるわれわれのミッションであります。

健康に留意されて、激動の年にもなると予想される本年、寄せ来る波を教職協働で一つ一つ乗り越えていきましょう。

以上、本年の年頭の所感とさせて頂きます。ありがとうございました。