大阪人間科学大学 学長ブログ

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【学術研究懇談会】

2022年12月10日

12月8日(木)の午後から第20回学術研究懇談会が開かれ、冒頭のあいさつをさせていただきました。

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今回の研究発表者は社会福祉学科の萩原助教、視能訓練専攻の宮本教授、子ども教育学科のフィールデン准教授の3名でした。今回から議論を活性化するため、演題ごとにあらかじめ同一学科及び他学科から1名づつの討論者を指名しておく、新たな試みが導入されました。

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学術研究の分野に限らず、物事を異なった視点や立場からもう一度見つめ直すという作業は大変重要なことだと思います。新たな気づきや、問題解決のヒントが見えてくることも少なくありません。

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自分一人では心掛けていてもなかなかできないことが多いので、日ごろから他人の意見にしっかりと耳を傾けるようにしたいものです。

【公開講座】

2022年10月 8日

本日、大阪人間科学大学2022年公開講座が開催されました。

今年度のテーマは「住み慣れた地域でいきいき暮らす こ・と・は・じ・め ~認知症について知ろう~」です。

本学 保健医療学部 作業療法学科の西井教授と木下講師の2名が、それぞれ認知症の予防と認知症の人をどうサポートするかという観点から講義を行いました。それぞれに軽い運動を交えたり、身近なご家族の例を紹介するなど、工夫を凝らした講義で聞き手の皆さんも楽しく学ぶことが出来たのではと思います。

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認知症は、高齢化が急速に進行している我が国において大きな課題の一つであり、今後もその比重はより一層高まっていくことでしょう。あらゆる人々が住み慣れた地域でいつまでもいきいきと暮らせる社会を構築するためには、地域の住民一人ひとりが認知症について正しく理解することが何より大切です。

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本学では、これからも公開講座をはじめ様々な取り組みを通じて、社会課題の解決に貢献できるよう地域との連携に努めていきたいと思います。


【教育実習報告会】

2022年10月 8日

本日、子ども教育学科 小学校教諭コースの教育実習の報告会がありました。

7名の3年次生が4週間の小学校での教育実習体験を話してくれました。私も皆さんの話を聞きながら、四十数年前の自分の教育実習の際の出来事を懐かしく思い出しました。

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教員という職業については、今日過重労働などのマイナスイメージでとらえられることも多いのですが、子どもたちの学びや育ちを直接サポートする大変やりがいのある仕事であることに変わりはありません。

実習に参加した学生の皆さんも、それぞれに指導いただいた教員の方々だけでなく、出会った子どもたちからも多くのことを学び、感じ取った様子でした。また、実習を経験することで、あらためて小学校教諭という夢の実現に向け決意を新たにする学生も多く、頼もしく感じました。

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本学の学生のほとんどは、対人援助の専門職業人を目指して入学してきた方だと思います。教師に限らず、皆さんには志のままに自ら決めた道をしっかりと突き進んでほしいと切に思います。