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2月の取り組み(その2)

2019年3月 4日

〇2月19、20日 ブランディング「未来科見学」プレワークショップ
本学は2020年に改編する3学部・7学科体制に向けて、次年度からの「新生5か年計画(2019~2023)」を策定し、さらに、これまでとは一味違う「ブランディング活動」を展開しようとしています。「テーマは、『未来科見学~近い未来、対人援助はヒーローになる~』で、具体的には、『子どもをハブにして大学と社会をつなぎ、未来を生きる子どもたちと日本の宿題を解決する』活動です。子どもが将来なりたい職業に、本学が養成する『対人援助職』をランクインさせたい」と考えています。

その第一歩として、学生と教職員とで「日本の宿題」をドリルとして作成するため、プレワークショップを実施しました。全学科・専攻から40名を超える学生が参加し、分野毎に班編成で熱心に取り組んでいました。その姿を観て、本学の将来、いや、日本の将来に向け逞しい想いをいだきました。
今後の進展にはまだまだ時間と労力が必要ですが、着実に進めていくことで、子どもたちにとって憧れとなるような、将来の夢となるような「対人援助職」を、全力で育てていきたいと考えています。

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〇2月20日 実習懇話会

今年で第16回を数える実習懇話会が、大阪ガーデンパレスで開催され、本学の社会福祉、介護福祉、保育・教育のそれぞれの実習受け入れていただいている施設や保育所・幼稚園の実習担当者約180名に参加いただき実施されました。

Ⅰ部は分科会で4つの部下に分かれ、下記の通り、研修を行いました。
 (1)社会福祉実習部会
   「 福祉人材の幅広い養成に向けて ~本学卒業生の視点から~ 」
 (2)精神保健福祉実習部会
   「 ソーシャルワーカー養成課程の動向 ~現在と未来~ 」
 (3)介護実習部会
   「 生きる力を引き出す介護 ~多職種・家族・地域との連携方法を学ぶ~ 」
 (4)保育・教育実習部会
   「 求められる保育者養成のあり方 」

Ⅱ部は私も参加した懇親会で、Ⅰ部の研修班ごとのテーブル配席でしたが、参加者の中には、本学の卒業生や、前身の薫英短大の卒業生も多く見受けられ、テーブル毎を超えた懇親や意見交換が和やかに行われ、大いなる成果があったと感じました。



〇2月23日 一般入試(C日程)及びセンター試験利用入試(C日程)

一般入試(C日程)及びセンター試験利用入試(C日程)が実施されました。一部の欠席者はいたものの、受験生達は真剣に試験に向かっていました。
本学は「入学して良かった」と言われる大学を全教職員が力を合わせて目指しています。今回の試験で合格された受験生には是非入学していただきたいと考えています。
なお、今後受験される方は、3月9日のD日程入試で全力を尽くしていただくことを願っています。



〇2月25日 学友会役員との学長懇談会

学友会から、3名の役員が出席し、、平成30年度学友会の活動実績(大学祭・クリスマス会)および、今後の活動予定(卒業記念パーティー、新入生歓迎会、宿泊オリエンテーション、学友会役員選挙、学生総会)について報告がありました。
また、学友会がユニバーサル・パスポートを使用して学生のアンケート調査を実施し、調査結果と併せて様々な意見が挙がっているとの報告があり、それについての提案と要望がありました。

活動報告を受けて、先ずは、役員の皆さんに、選出されてから時間も無い中、1日ではあるものの大学祭をあれだけ盛り上げて実施できたことに、感謝の意を述べました。
そして、昨年度のこの懇談会で挙がった要望についての報告と、今回挙がったいくつかの要望に対する意見交換を行うとともに、間近に迫っている卒業生記念パーティーの主催者としての活躍や、4月の新入生歓迎行事、宿泊オリエンテーションなど、次年度の役員改選までの取り組みについても頑張って欲しいと依頼しました。

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〇2月27日 摂津高校卒業式予行と学部生卒業判定会議

「摂津高校卒業式予行」
昨年の地震の被災で体育館が使用できない摂津高校の卒業式予行が本学で行われました。摂津市にある唯一の大学と唯一の府立高校です。お互い連携して助け合って行きたいと考えています。元気で明るい生徒達が集まりました。この中から、本学に現時点で7名の入学者が予定されています。「成長に本気。」のスローガンのもと、しっかりと育てていきたいと考えています。

「卒業判定会議」
午後からは本学4年次生の卒業判定会議が行われ、この会議で卒業が確定しました。卒業が確定した皆さん本当におめでとうございます。これまでの努力が実ったものと感じております。しかし、残念ながら単位不足で卒業ができなかった方々には、今後、諦めることなく努力を積み重ね、9月卒業に向け頑張って欲しいと強く願っています。
また、ほんの少数ではありますが、あとわずかのところで卒業が保留になり、再試験に臨まなければならなかった方には、最後の一踏ん張りで、この3月に無事卒業できることを期待しています。全力を尽くして結果を出してください。



〇2月28日 地域学術交流サロン

大阪人間科学大学主催の第28回地域学術交流サロンが下記のプログラムで実施されました。
1 プログラム
 (1) 主催者 挨拶
 (2) 講演・シンポジウム
  ・本学カンボジア視察参加教員 秦准教授/学生 社会福祉学科 纐纈 健仁さん
  ・NPO法人グローブジャングル代表理事 森 絵美子さん
  ・摂津市男女共同参画推進団体せっつ地球村代表 村田 美香さん
 (3) 質疑応答
2 目的 
  ・カンボジアの国の実情を通して、地域の方々と国際交流のあり方を探る

シンポジストの森絵美子さんから説明されたカンボジアでの「くっくま孤児院」の子どもたちの映像や、彼らが昨年度に本学を訪問したときの学生達との交流の映像など、強く印象に残りました。また、社会福祉学科 纐纈 健仁さんの熱い想いや、秦准教授や村田美香さんからの有意義な報告を受け、会場に感想を求めると、年金生活の中から80歳を超えても十数年以上続けて支援をしている摂津市在住の方の体験談をはじめ、いくつかの貴重な報告が聴かれ、実りある催しとなりました。

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