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大学と地域連携

2016年6月 1日

大学が社会の中で果たす役割にはいろいろなものがありますが、その中でも、地域連携は最も重要なものの一つです。

本学も大学のビジョンとして「自立と共生の心を培う人間教育」、「学士課程教育の重視」とならんで「地域社会への貢献」を掲げています。

大学は地域における「知」の拠点です。大学の中にいるわれわれも大学の中だけで完結するのではなく、積極的に外に発信を行っていかなければなりません。

本学は摂津市にある唯一の大学として、同市と相互の人的・知的資源の交流を図り、行政のさまざまな分野との連携を目的に「摂津市と大阪人間科学大学との地域連携に関する協定書」を2006年に交わしていますが、そのほか、伊丹市教育委員会、宝塚市教育委員会とも協定を結んでいます。

 

最近では、京都府大山崎町との協定締結が挙げられます。5月12日に私も締結式に出席し、大山崎町町長と親しく話をさせて頂きました。これは介護福祉分野に特化した協定です。

また、地域に開かれた大学として、この7月2日には大阪人間科学大学の公開講座も開かれます。「人間を科学する―笑いと癒し―」をテーマに、学長の私(「笑いと喜劇」)と本学の医療心理学科加藤敬徳教授(「家庭でできる音楽療法―民族楽器を使って―」が講師をつとめることになっております。