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学長ブログ

豊かな人間性と高い専門知識の修得を。

11月9日 「未来クリエイターズアワード2024」開催。
2024年11月9日

本日、学園祭の初日に合わせ、第1回の「未来クリエイターズアワード2024」が開催されました。 このイベントは、本学が取り組んでいる「未来科プロジェクト」の一環として、高校生等に高校等の探究学習で取り組んだ社会課題の解決アイデア等を発表してもらうコンクールで、今年度は第1回目の開催にもかかわらず、アメリカ及び全国から38件の応募がありました。当日は予備選考を通過した8組が、会場での対面及びオンラインのハイブリッドでプレゼンテーションを行いました。 テーマは福祉、環境、教育など多岐にわたっており、文献の調査だけでなく当事者へのインタビューなどしっかりとしたエビデンスに基づく提案内容に、審査員として参加いただいた企業の方々も大変感心されておられました。審査の結果、最優秀賞は東京の佼成学園高等学校の「読み書き障害児の学習アプリの開発」が受賞しました。イベントの模様は、YouTubeチャンネル等での発信を行うこととしています。 今後とも、このような取組みを通じて、我が国の様々な社会課題を発見解決するという「未来科プロジェクト」の目的の達成に向けて、全学で取り組むとともに、本学のブランドイメージの向上にもつなげてまいります。

11月8日 タイからの視察団が来られました。
2024年11月8日

本日、タイから教育支援NGO(タイ国認可公益法人)「マレットファン」の視察団15名の皆さんをお迎えしました。 同法人は、タイにおいて「子ども一人ひとりの違いを認めて誇りを育む保育・教育」の普及を目指して活動されている法人で、コロナ禍前には2回にわたり本学に視察に来られていました。 本日は、到着後まずかおり幼稚園において、施設見学や園の教育カリキュラム、子育て支援などについて、説明、質疑応答が行われました。 その後、本学子ども教育学科の学生や教員と交流し、河野先生から授業内容(プレ演習Ⅱ)について説明がありました。 最後に、社会創造学科の教員・学生も加わった茶話会形式のワークショップでは、リラックスした雰囲気のなか、活発に意見交換がなされ、本学からの参加者にも大きな学びがあったと感じています。 今後とも、こういった機会を積極的に活用し、学生の視野を広げる取り組みに努めてまいります。

10月19日 公開講座が開催されました
2024年10月19日

本日、2024年大阪人間科学大学公開講座が開催されました。本学では摂津市、吹田市、高槻市の近隣3自治体教育委員会のご後援を得て、毎年地域住民の皆さんを対象に公開講座を開催しています。 今年は、「社会課題を発見して解決策を創造しよう~0から1をつくる創造法~」をテーマに、本年度開設しました社会創造学科の山口俊介教授、同じく中塚智子講師のお二人から講演していただきました。あいにくの大雨でしたが、36名の方にご参加いただきました。 社会創造学科では、現代社会の様々な場面で生起する課題を発見し、解決に導くために必要な知識やスキルを学び、アントレプレナーや企業、行政(公務員)など、幅広い分野で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。本日の講義では、社会創造学科の学びの一端に触れていただき、これまでとは異なる視点から社会課題にアプローチし、その解決に向けたアイデアを模索するための方法等が紹介されました。 まず前半では、「本当に儲かった話はオモテに出ない」~北極と南極の氷は、どちらが売れるか~というテーマで、社会課題をビジネスの視点で考えると、普段見過ごされがちなテーマが浮かび上がることがあることや、現代社会におけるビジネスチャンスとその裏側に潜む社会的な影響について深掘りされました。 後半では、「企業広告の現在(いま)~社会課題をデザインで解決する~」をテーマに、企業広告の江戸時代から現代にいたる変遷や、インド各地で感染者が急増しているデング熱を例に、企業広告を通じて、いかにして社会課題の解決につながるか、その可能性が紹介されました。 本日の講座が皆さん一人ひとりにとって、様々な社会課題への気づきや新たな認識につながるものになれば幸いです。