心理学部 心理学科からのお知らせ
公認心理師を目指す学生同士の支え合い（ピアサポート）活動を実施しました！
本学では、公認心理師の資格取得を志望している学部生と大学院生による「ピアサポート活動」に取り組んでおり、去る5月12日には「学部生のギモンに大学院生が答える会」がオンラインで開催されました。
ピアサポートとは、仲間同士による支え合いの活動のことです。心理学を専攻した学生がこれから公認心理師として働いていくためには、個人のスキルアップだけでなく、仲間同士の支え合いが重要になります。
そのための具体的な取り組みとして本学では昨年度から、大学院生の先輩が、公認心理師を目指す学部生の悩みや質問に答えるピアサポート活動を実施しています。
3回目の開催となった今回は、初めてのオンライン開催になりました。事前に学部生から寄せられた進路や実習の悩みに対して、現役の大学院生が体験談を話しました。その後、個別の質問にも丁寧に答えました。
体験談の内容は、「大学院での生活とは」「私は進路をこう決めた」「私の大学院試験対策」「大学院での心理実習の体験談」など。
学部生の質問には、「大学院試験で一番苦労したことはなんですか？」というものもありましたが、大学院生は積極的に苦労した体験を話していました。大学院生にとっては、オンライン開催ということで、対面実施よりも緊張せずに話せたのかもしれませんね。
大学院生活について説明する際には、実際の時間割を作って紹介してくれました。
また、大学院試験の準備については、おすすめの参考書の紹介も行ってくれました。
こうした取り組みは、心理学部と大学院の教育を一体的に行っている本学の利点を生かした取り組みと言えます。
本学には公認心理師の受験資格を取得することができるカリキュラムがありますが、資格取得はあくまで専門職としての最初の一歩に過ぎません。その後に実際の支援現場で長く活躍していくためには、大学や大学院で学んだ仲間との繋がりのなかで、支え合う機会が続いていくことが大切です。
コロナ禍で学生同士の交流も制限されてしまいがちですが、今後もこうした機会を積極的に応援することで、学生の仲間づくりを大切に見守っていきたいと思います。
今回参加できなかった学生のみなさんは、次の機会には、ぜひ奮ってご参加ください！
なお、本学の「心理・教育相談センター」ではTwitterを使って心理支援やひきこもり支援に関する情報を発信しております。ご興味のある方はぜひフォローをお願いします。