本日、令和4年度の学友会新役員の皆さんからご挨拶を受けました。メンバーは昨年度から引き続き務めていただく2名と、今年度新しく就任された2名の計4名の心理学科の学生さんたちでした。

皆さん一人ひとりから抱負を伺いましたが、共通していたのは「学園をより良くしていきたい」、「学生がより楽しく大学生活を送れるようにしたい」という熱い思いでした。自分のことだけでなく、ともに学ぶ友人たちのことを思いやる優しい気持ちに触れることができ、独りよがりかもしれませんが、本学の教育の成果を垣間見ることができたようで嬉しく思いました。

他人のことは無関心な風潮が広まる昨今の世情ですが、他人を思いやる心は本学の教育目標である「対人援助の専門職業人」にとって欠かすことのできないものです。まず身近な日常から実践することの大切さに改めて気づくことのできたひと時でした。

4月14日（木）、15日（金）の両日にわたって令和4年度新入生オリエンテーションが開催されました。今年度も新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から宿泊を伴わない学内での実施となり、学友会の村上会長と各学科の会場を回りました。

それぞれ、学科の先生方や先輩学生の皆さんが智恵を絞り、工夫を凝らしたプログラムを実行し、新入生の皆さんも楽しく懇親を深められたのではと思います。

昨年度と異なり、新学期から対面授業が実施されているせいか、皆さん緊張感もなくリラックスして参加されているように見受けられました。そういった様子を見るにつけ、コロナ禍の影響の大きさを改めて実感しました。

できればこのまま新型コロナウイルス感染症が終息に向かい、皆さんが新たな学友とともに4年間の大学生活を満喫できるよう祈念します。

4月1日（金）、令和4年度（2022年度）の入学宣誓式が行われ、学部347名、大学院10名の新しい仲間をお迎えしました。新型コロナウイルス感染症予防の観点から同伴者は入学生1名につき1名限りと限定させていただきましたが、多くの保護者の皆様にもおいでいただき、静謐ななかにも暖かな雰囲気で式を執り行うことができました。

新入生の皆さんにはこれから4年ないし2年の新たな学びが始まります。国の内外で問題山積の今日の状況ですが、新たな友人たちとともにしっかり学習に取り組み、卒業（修了）時にそれぞれの夢がかなえられるよう頑張ってください。