昨日、第18回学位記授与式が行われました。新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置も一昨日で解除され、保護者の皆さんが見守る中、総勢３１２名の卒業生・修了生が本学から巣立っていきました。

幸い昼間の時間帯は天候にも恵まれ、式の終了後も友達との学生生活最後の交流を楽しむ姿が随所に見られました。今回の卒業生・修了生は、学生生活の後半がコロナ禍により遠隔授業や課外活動学内立ち入りの制限などで学生同士の交流があまりできなかったと思います。こういった姿を見ると、本当に申し訳なかったと感じます。

コロナ禍やウクライナ情勢など国内外で先行きの見通せない状況ですが、卒業生・修了生の皆さんが様々な困難を乗り越えて、一人ひとりの人生を力強く歩んでくれるよう祈らずにはいられません。

3月19日（金）、20日（土）の2日間、今春の入学予定者を対象にした入学前プログラム「自己の探究」が実施されました。2日間ともあいにくの雨模様の天候でしたが、約140名の皆さんに参加していただきました。

はじめは初対面のメンバーに緊張していた人もすぐに打ち解け、にぎやかで和やかにプログラムを楽しむ様子に若者の適応力の高さを垣間見た気がします。

プログラムの最後で皆さんが一人一人2日間の感想を発表する場面では、やはり大学での友人作りに不安を覚える人が多かったようです。そういった人たちからも、このプログラムを通じて知人や友人ができたことを喜ぶ声や、大学生活への不安が解消されたという声を聞くことができ、初めての開催でしたが、その意義をしっかりと確認できました。

参加者の皆さんには入学後もここでの出会いを大切に、さらにその輪を広げていただきたいと願います。

2月24日（木）、学友会の役員の皆さんと懇談会を行いました。

メンバーは学友会から村上会長をはじめ6名の役員の皆さん、大学からは私のほか6名の教職員が出席しました。

初めに昨年来の学友会の取り組みの紹介がありましたが、コロナ禍のもといろいろと工夫しながら頑張ってきた様子がうかがえ本当に感心しました。

そのあと、学生アンケートをもとにした要望について意見交換しました。どの項目も学生の生の声を反映したもので、しっかりと受け止め検討していきたいと考えています。

続いて本学の「令和2年度自己点検評価報告書」に対する意見が開陳されましたが、受け手側の学生視点からの意見であり、我々教職員の気づかない点や見過ごしがちな点について鋭い指摘等が多くあり、大変有益な意見をいただいたなと感謝しています。

こういった機会を通じて学生、教職員が一体となってよりよい教育環境の創造に取り組んでいきたいと思っています。

（写真撮影のため、感染対策に配慮した上でこの時のみマスクを外しました）