students_voices 在学生に聞いた成長体験談

#04

小学校教諭になって

子どもたちの自分らしさを

応援したい!

漆嶋 清佳

漆嶋 清佳 さん

子ども教育学科 3年次生

宮崎県立都城西高校出身

入学・専攻の決め手

小学校時代のつらい思い出が糧に

私が中学生のときに、特別支援教育に携わっていた母のやりがいあふれる楽しそうな様子を見聞きしていたこと、自分の通っていた保育園で職場体験をしたことなどから、私も子どもと関わる仕事がしたいと思うようになりました。そして、将来の夢を考える中で自分の小学校時代を思い出したんです。周りの子に気を遣いすぎてしまい帰宅するとストレスから疲れて寝てしまっていた日々……。私が先生になって、子どもも先生も自分らしくいられる教室を創ろう!と心に決めました。

私の好きな授業

ワクワクする、まるでドラマみたいな授業

小学校の各教科について、学習指導要領に沿って単元の目的や学年ごとの学びを振り返る授業があるのですが、先生目線でもう1度小学校の授業を受けるような感覚で、すごく楽しいです!「たしかに、小学校の先生がこんなことを言っていたな」と懐かしくなることも。また、子ども教育学科の授業は先生の個性があふれていて、まるでドラマを見ているような授業も!「次どうなるんだろう?」とワクワクするような話し方が魅力的なので、私も子どもたちに授業をするときに実践したいなと思いながら受けています。

成長したポイント

親身な指摘や意見がうれしい

2年次生から卒論に向けての準備が始まっているのですが、私はどうしても視野が狭くなりがちで「こういう子がいるから、こうしてあげなきゃいけない」と決めつけてしまうことがあって。でも、先生や大学の友人はしっかり受け止めてくれた上で、「でも、こういう子がいたらどうする?」「こういう場合について考えてみた?」と指摘や別の意見をもらえるので、だんだんと物事を色々な角度で考えられるようになりました。

人科大・学科の魅力

尊敬できる先輩たちとの交流

1年次生のときに、ある先生が「あなたは、あなたのままでいいんですよ」と声をかけてくださり、個々が認められる環境を素敵だなと感じたし、人科大で学べて良かったと心から思いました。また、小学校教諭コースは少人数制で、単位取得ができる授業とは別に、指導案について学ぶ時間などを設けてくださいます。任意参加ですが、ずっと1年次生の頃から参加しています。指導案を発表する際は先輩たちを呼んでくださり、先生だけでなく先輩たちのアドバイスを受けることができます。本当に先輩たちがいい人で、尊敬しかないです!

在学中の目標・将来の夢

「自分らしい授業」を目指して

入学当初の思いと変わらず、子どもも先生も自分らしくいられる教室を創ることが目標です。将来のために今は、指導案をたくさん書くんですけど、「漆嶋先生らしいね」と言われるものを作れるように成長していきたいです。街を歩いていて「今こういうのが流行っているんだ」とか、ニュースとか見ていて「今こういうことが起きているんだ」とか、日常での気づきと授業を紐づけて、アイデアが浮かんだらスマホでメモしたりしています。

漆嶋 清佳

一人ひとり、思い描くキャンパスライフは違うのかなと思います。だからこそ、OCに来て人科大の雰囲気に触れてみてください!私は、良い意味で「大学」という重々しさがない、気軽に立ち寄れるオープンさとアットホームさが好きです。あなたにとって、人科大が想像以上に楽しい場所になりますように。